【ハード系の第一歩】饗宴の赤~読心調教録~(CLOCKUP)感想

CLOCKUPエロゲ

このゲームは「凌辱学園長/奴隷倶楽部 〜読心調教録〜」というタイトルで発売された後、フルHDリマスター版タイトルとして「饗宴の赤~読心調教術~」が採用されたとのこと(wikiより)。

プレイ時間:26.5時間
攻略順:優那→のばら→郁美→莉子→ハーレム
主題歌:『Insanity』
作詞:kanoko/作曲:Taishi (Blasterhead)/歌:青葉りんご

一言感想:各ヒロインが併せ持つ特性にじっくりとなぶっていく過程が興味深かった。
後味が悪くあの後は一体どうなったんだろうと思った。少々、サイコパスじみた性格の持ち主だなとも感じた。

残念な点:佐藤の過去や読心術を持つに至った経緯が分かるエピソードがあれば、尚善いと感じた。
昂奮した点:佐藤の見た目はパッケージやEDのCGなどではそれほど悪くなく、むしろ男前なレベルだろう。顔だけじゃないと思いたいが、優那を助ける描写や莉子ルート(邪な目的はあったにせよ)で、性格の表面的な良さが買われて、少女らの心を動かされ凌辱されていく過程に興奮した。

ストーリー

主人公・佐藤 直人は、『饗宴の赤』と呼ばれることもある秘密倶楽部のために、牝奴隷を扱う饗応師の仕事をしていた。

ある日、主人公は「最近三架谷(みがや)市にある名門校・天綾学園を手に入れたので、そこの学生たちを指導して牝奴隷に仕立て上げ、倶楽部に送り込んでほしい。」という指示を受け、自らが持つ心を読む能力をもって、全力で牝奴隷の指導にあたることを決めた。

登場人物

佐藤 直人(さとう なおと)
本作の主人公。秘密倶楽部『饗宴の赤』の饗応師であり、倶楽部に供するための牝奴隷を育成すべく、天綾学園の学園長に就任した。
掌で触れた相手の心を読む能力を持つ。

桐谷 優那(きりがや ゆうな
声:サトウユキ
天綾学園の二年生で、新体操部に所属している。
気が利くため、クラスメイトからの人気が高い。
たった一人のために尽くすことをよしとしており、痴漢から自らを救ってくれた主人公に想いを告白した結果、恋心を利用されて牝奴隷へとなり下がっていく。
幼くして両親を失ったものの、自らの苦境に嘆くことなく健気にふるまう。

椎名 莉子(しいな りこ)
声:青葉りんご
天綾学園の一年生で、理事長・柚紀の娘。
ぼやけた顔でミナミコアリクイのミナミちゃんというぬいぐるみを抱えてうろつくなど、幼稚なところが残る。
いつか王子様が現れることを夢見ており、学園長に就任した主人公を王子様だと信じ込み牝奴隷へとなり下がっていく。

草薙 のばら(くさなぎ のばら)
声:榊木春乃
天綾学園の三年生。祖父の跡を継いで草薙グループの代表になることを目標に努力を重ねている。
自らの高貴な血に対してひそかな誇りを持っているため他者を使うことに嫌悪感はなく、普通の血筋の者や使用人を無意識に見下している。
また、幼馴染に恋心を抱いているが、同様の理由で素直になれずにいる。
背筋が寒くなるほどの犬嫌い。
主人公に実家の不正について脅される形で牝奴隷にされる一方、主人公の非道に抗うことを誓う。

鈴木 郁美(すずき いくみ)
声:雨津さえ
天綾学園に赴任したばかりの教師。
優しく穏やかな性格である一方、気弱で強くしかることが苦手。
自らの体型と毛深さに悩んでいる。
また、自らの体臭についても気にしているが、周囲はあまり気にしていない。
兄が起こした殺人事件をかぎつけた主人公に脅され、兄のことを周囲に暴露されたくない思いで主人公の言いなりになる。

椎名 柚紀(しいな ゆき)
声:中瀬ひな
天綾学園の理事長で、前学園長の年の離れた妻にして、莉子の生母。
夫が知らない会社に学園の権利を譲渡して失踪したことを不審に思い、新しく学園長として就任した直人の背後関係の調査を葵に依頼した。

朔崎 葵(さかざき あおい)
声:美里香奈
柚紀の古い知り合いで、主人公より少し前に用務員として就任した。
男好きであり、用務員という肩書にそぐわぬ豪胆な性格と大胆な服装が特徴。

End

帳台があるという部屋で執り行われる邪な行為。物語はどうなる……。

ゲームを開始した直後にもうHシーンの幕明けか。
蛇喰夢子を彷彿とさせる風貌の桂芳院 絢音が「花嫁修業」に身を預けられた。しかし、その実態は牝奴隷育成組織と裏で手を組んでいる。
少女は純真ゆえに洗脳されやすかった。純真ゆえにその身を甘んじられる行為に疑問を持つことは知らない。
饗応師である村上(もちろん偽名)は女を牝奴隷にする行為には快楽を感じるが、飽きてしまえば元も子もないので、しばらくこの界隈から離れるというのだ。

数年が経過した。
今か今かと〈彼〉の復活を期待している界隈の人たちに吉報が舞い込んでくる。新たな牝奴隷を育成するために舞台を天綾学園に移した村上改め「佐藤」は先代理事長が残した借金の後始末をする学園長として着任した。
コンクリ詰めで海に投げ出されて死亡した理事長は、無能であるが優しかった。だが、優しい無能ほど社会の役に立たないものはない、ということを「車輪の国」で思い知らされたので、あんまり手放しで優しいことに素直になれなかった。

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書き方の違いなのか、男の身体のだらしなかったら、はましま氏のプライドが許さないということの現れなのか。
いずれにせよ、僕の心をぐっとつかんだ手は離れることを知らない。

読心術が使えることとあまり関係なく、ヒロインたちの特性を見抜く才能を持っていた。
例えば、幼稚な思考を持つ子、女王様気質である人にはそれぞれに合った調教のシーンがある。

優那

優那は恋心を巧みに利用されて牝奴隷となっていく。彼女は今まで愛情欠乏に植えていたのではないだろうか。でないと、痴漢を撃退した学園長と禁断の恋に落ちるとはあんまり考えられない。
そうでなくとも心の隙間、ひいては心が満たされない思いがあるのではないかと思った。
その過程は、当初、ラブロマンスを彷彿とさせられたが、恋する乙女には歯止めが利かなくなっていき、ついには果てる。
ここまでかくと、ちょっと過激ではあるものの世間一般でいう恋人同士なのではないだろうか。
だが、その一部始終は盗聴器で「お客」にも声が丸聞こえになる。
つまり、二人だけで悦びを感じていたのに「お客」にはすべてお見通しなのである。

精神と肉体は常に一心同体なのであるから、レイプの苦痛から逃れるためにはその関係を断ち切らねばならない。だが、肉体と精神を切り離すことは、並大抵のことでは不可能。よって彼女は感じたくないが感じるという悪の循環を辿っていくことになる。

結末

品評会に出さないEndでは直人の役に立ちたいとの思いで所属していた新体操部の部員まで巻き込んで凌辱劇へと繰り出す。

のばら

彼女には才能があるからだと。
努力する才能がある。うらやましい。

と。
そんな一般人を他所に内心では
”努力したこともないくせによく言う。そんなものは努力してから言えばいい”
と思っていたに違いない。
実際彼女は、そういう輩に対しては冷徹な態度で接している。

そんな彼女に対して仕掛けを施した佐藤は、祖父の経営している会社に強請りをかけられたくなければ、牝奴隷になれと命じられ、反骨心があり余る身でありながらもその契約に同意した。
もちろんその不祥事に対する事実は全くなく、事実無根としても良いだろう。
だが彼女は同意した。
それは、会社に対する”のばら”の忠誠心からくるものであり、到底まねできるような代物ではない。
その過程は尊厳を踏みにじられる行為が多くあった。

肛虐を強したほか、地べたに寝かしつけ仰向けにした挙句、頭を足で抑え込み、浮浪者を使ってレイプするという奇行を成し遂げた。
さらに、散々飲ませた精液で一杯になった腸から出る「ソレ」を容器に入れ再び口に入れる等、鬼畜極まりない行為をした。


やはりeuphoriaの合歓みたいに反骨心溢れる人には過激な仕打ちが待っているのかもしれませんね。

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饗宴の赤には財閥、官僚に属する者たちが有象無象におり、仮に”のばら”が警察に通報したらなれば、祖父や父にまで報復が来ることを恐れ、そのことが彼女を雁字搦めに拘束する。

さて、これは何を飲まされているのでしょうか……?

獣姦のシーンはやはり欠かせない。CLOCKUPの作品では「黒の歌姫」が新しい。
あとは、「腐果の濡獄 」、「素晴らしき世界」もあったかな。

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品評会に出さないEndでは優那と関係のある者とつながりがある。彼女たちはさんざん焦らされた後で向けるEndとはいったい・・・?

結末

のばらは草薙家の次期当主だと言われているが女の子であり、人の子。人並みの恋をする。
好きな人がいたが、草薙グループを思って、一歩を踏み出すことができずに終わった。
のばらと優那の関係は異母姉妹だ。その関係を巧く利用した。

のばらは最期まで佐藤に対する反骨心は消えなかった。
だが、その心が身を亡ぼすとついぞ知らず彼女は佐藤だと思い刺殺したが、その人は想い人であり、焔に包まれつつ死亡した。

郁美

眼鏡を外したら結構美人だな。
殺人犯の兄弟がおり、その事件で家にマスコミが連日のように聞き込みに来て以来、カメラに対して嫌悪感を抱くようになった。
読心術が利かない人物。
名字や住所を変えたが、その甲斐空しくあっけなく佐藤にばれてしまう。

僕がプレイしてきたエロゲーでの若い女教諭は洗脳に弱すぎる気がする。
教科書に書いているのみを教えているだけではとっさのときに対応できないことを表現したかったのではないか。

郁美は、俺とも距離を置き、殻の中に閉じこもろうとして
いる。
誰にも相談もせず、何とも立ち向かわずに。
なるほど、どこまでも逃げていくだけの女だ。
あの女をじっくりと追い込んでいけば、自分の殻の中にも
逃げ込めきれなくなる。

人の目線に対して持っていた恐怖心をあえて暴露した。その恐怖を克服する形で彼女を屈服した。
郁美が持つ性格(容易く堕ち、壊れる危険性があることで流されやすく、抵抗せずに受け入れてしまう性格)に付け込んで絡め取る調教を施すことには圧巻の一言。
調教中では何らかの言い訳を見つけては、快楽に耽溺し堕落していく。そのときに投げかけられた言葉にも逃避を見出す。自分の世界に身を置いて、いつまでも外の世界に出たがらない女性像があった。
何もかも、快楽で誤魔化し、依存していく郁美……。
彼女の末路とは…?

末路

兄である涼木やどこかの大学生と性交に耽るシーンで終了。

最後まで掌中に転がされているというまるで淫らだもっとやれEndでしたね。

莉子

読心術で以って心を見抜こうとしても思考が何回も同じ言葉を言う。
まるで、音MADを見ているかのように

すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき

と言ってのけた。

柚紀は彼女の母親だが、放任主義である。家族と仕事の両立がいかに難しいこと。それがありありと目に浮かぶようだ。しかも、未亡人ということで仕事に精を出さないと生活がかかっている。仕事を最優先に考え、借金返済のため金策に追われる日々。
頭が上がらない思いであったが、評価できない部分もあった。
精子バンクで誕生したのが莉子。
彼女は望まれないまま生まれてきたようだ。
ぬいぐるみを持っていたりと幼稚な行動を取っていた理由が愛を知らぬままに身体だけは大きくなったからなのだろう。
そんな莉子に対しては優しさを見せる佐藤。そんな彼に莉子はある種の父性を感じたようであり、盲目的な従順さを見せる。
無邪気で残忍にして従順な女主人の完成である。
一般的な常識の欠如は欠けるが己の欲望には忠実に行動しつつも、相手の意を汲むという点においての才能は1級品だと感じた。
幼い時から、忙しい母親の邪魔にならずにずっと母親の期限を窺うことでようやく一人前という価値観が出来上がってしまったことに関係するのではないだろうか。

さて、そんな莉子の結末とは…?

莉子End

おままごとのような時間だけが過ぎていくかと思ったら予想をはるかに超える展開になった。
母親と娘で佐藤と結ばれるEnd(親子丼)や逆に佐藤を殺すというEndが見ることができた。

以下は「佐藤を刺殺してしまうEnd」だ。

想像もできない行動と理解不能な心の声が予想を超えた。
生まれて初めて得る満足感に酔い痴れた。また、それに対する哀れさも感じた。
心の声が聞こえる佐藤にとって、反攻されることは手に取るようにわかる。その慢心が仇となったか。
そして、佐藤は刺殺されることにやっと、自分の手を煩わせずに死ぬことができるのか、と満足した。

以上は私の勝手な解釈だ。莉子にとって佐藤は父親であり、おうじさまであり、また、ずっと一緒にいなくてはいけない共依存の対象でもあった。だからこそ、離れたくないという思いで刺殺後、首を切り取った。

せんせーの首…もって帰るね

その他

柚紀と葵Endもあるんだとか。そのあとにハーレムをプレイした。

柚紀・葵

他のキャラの葵の末路である。
芋虫を利用し責めるが印象的だな。

ハーレム

臀部に焼き鏝を押し当てられ、彼女たちはボテ腹になった。

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