【サイコ×グロ】腐果の濡獄 【感想】※追記アリ

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※この記事は、過去に出したものを追記したものです。
また今後気付いたことがあれば追記するかもしれませんので承知ください。
腐果の濡獄(ふかのじゅごく)~蠢く妄執の連鎖……終わりのない饗宴~
の全ルートを攻略したので、自分なりに感想を述べていけたらいいかなと思います。
タイトルが長いので腐果の濡獄で統一したいと思う。
このゲームは、サイコなグロゲームだ。
おっぱいを丸出しにして皮をはいだり、フェラがしやすいように歯を文字通り、根こそぎ取ったりというシーンがあった。
目を覆いたくなるシーンが炸裂したゲームであり、先に進むのが恐怖でおののいてしまうほどでした。
あと、主題歌は「かわいいぼうや」だ。
母親の心情を描いている曲で、主人公のことも愛していたのかもしれんと考えると深い歌詞に染み入る。
パッケージを見ればわかると思うのですが、リョナ向きというか、それにしか焦点を当てられていないような気もする。
サイコキラーの心理というか、プレイした後で犯人は街に馴染み暮らしていくような結末に今までにない刺激的な気分になった。
真実の愛とは何であるのかや聖母を「創る」ための奔走劇。
そういえばこの作品には父親は固く禁じられている領域でもあるかのように、父親の存在はかき消されている。
父性の不在がテーマとして挙げられるのではないかと思った。『殺戮にいたる病』を読んだが、そこでも機能不全に陥った家族が描かれていた。過干渉気味な母と、夫は育児を全て妻に任せ仕事に打ち込む。その姿はまるで現代の日本を映し出すように。
そんな家庭に育つと子供は、当然のことながら母親に似た女性像に陶酔する傾向にあるのは目に見えている。今回の事件はこのようにして発生したと考えると合点は行くのかなと感じた。
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ネタバレ有です
上記にもありますように、このゲームは18禁となっていますので、その点を御承知の上で閲覧ください(書くの遅ぇよ)。

主人公

主人公の名前は始めこそ打ち明けられなかったが、最後辺りで「日沼浩司」であることが打ち明けられる。
ここでは、特に書くことが無いように思えて来たのだが、やはり彼は、誰かに操られていた傀儡なのではないだろうかか、と感じ始めてきていた。
残虐な行為や、非道な行為をするのも実は闇の立役者がいてこそだったのである。
母親の事を愛し慈しむ行為の果てにこういう残虐非道な行為をしてしまう主人公、日沼浩司。
この人もいわば、被害者なのでは、という感想を抱いた。
だが、心のどこかで自分がした過ちや後悔を残しての事なのか、どこかから拾ってきたマネキンの人形を母親と思い込むことで精神を保とうとする。BADEND回収2では、そんな日沼の思いが犇々と伝わってきて何だかいたたまれない気持ちになった。

主人公の母

三津田柚香と言い、主人公の母親でもあるが、その過去はひどく人には言い難いほどの蠢く黒い欲望に支配されていった。柚香の元には同じ腹の子、三津田紗香がいた。
実はこの人のお腹には、父子相姦、つまりは父親の子を身籠っていて、その孕んだ子が主人公にとっての叔母でもあり妹でもあるということになるんだろう。
最期には、日沼に紗香を殺され、柚香も階段から突き落とされ、死亡が確認された。
この人はこの人で、この子を産んでよかったのか、もしかしたら殺人者として生きていくのであるならば、殺してやったほうが、という葛藤が描かれていて、やり切れない思いになった。
母を求めて三千里を思い出した。

真犯人

真犯人は、南方紗鳥と言う。この人は刑事でもあるが、その内に潜んだ悪魔と形容すべきか、何らかの事情を持った様子。
初めは、この人は正直なところ、ただの刑事だと予想したのであんまり記憶には残っていなかった。でも、その悪魔と対峙するときに運命は動き出す。
 
 
三津田柚香と三津田紗香
2人の瓜二つの少女は父親に繰り返し犯されていた。
そうして、柚香はバケモノの子を身籠り、その子は浩司と名付けられた。
紗香は手足を切断され芋虫のように蠢いていた。
浩司の妹である紗鳥が生まれたのは、それからしばらく後だった。
正体は全てを仕組み、全てを牛耳る悪魔的な女性だった。ENDとTRUE ENDをみるのとでは打って変わって印象も立ち位置が変わってしまう。そんな姿をみたあとでは、もう何も信じますまい、という思いに駆られた。
BADEND回収2では悲惨な、拷問死に近い死に方になっちゃうから、真犯人だと思わない。
全般に言えることなのだが、とにかく、グロテスクなゲームという感想を抱いた。
特に、篤子さん。
篤子の場合、僕が狙っていた女性と似ている服装だったから間違えたんだ…てへっ……
のように、日沼はそう言いたいのだろうか。
いずれにしても日沼は、全てに気付き、失意の末に自殺、紗鳥に殺害されるか逮捕されてしまう3つのルートがあり、他人に唆されて殺人を犯しているので妥当な結末とはいえ、蜥蜴の尻尾のように無残にも切り落とされるのは少し可哀そうにはなったが、同情はいたしかねない。
ぼうやの お顔がわらってる
ならんだ ならんだ きれいなお顔
青いお空を みあげてる
きれいなお帽子 かぶされて
まっかなほっぺが ころんとわらう
こっちをむいて ころんとわらう
ころころ ころころ ころころり
うれしいぼうやと まだ三里
ぼうやの 手のひらおどってる
ひらいた ひらいた ちいさなおてて
浮かんだお月に かざしてる
きれいなお靴を はかされて
まっかなてのひら ひらりとおどる
こっちにむかって ひらりとおどる
ひらひら ひらひら ひらひらり
たのしいぼうやは 今半ば
ぼうやの お口がうたってる
ゆらゆら ゆらゆら かわいいぼうや
かがやくお星に うたってる
きれいな襟巻き まきながら
まっかなくちびる ふわふわうたう
こっちをむいて ふわふわうたう
ふわふわ ふわふわ ふわりふわ
うれえるぼうやは もう十里
ぼうやの くちびるさいている
さいてる さいてる かわいい牡丹
小さなお箱に 詰められて
ゆがんだ三日月 舐めている
ぽっかり開いた まなこのおくが
こっちをむいて とろりととける
とろとろ とろとろ とろとろり
いとしいぼうやは いまいずこ
主題歌「かわいいぼうや」の歌詞だが、なかなかヒットしなくてついにCDを手に入れたので書いてみた。
またネットで調べてみたが、その歌詞でさえも出てこない。

また今日もどこかで、紗鳥は罪を犯し続けているのかもしれない……。

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