≪鬱×狂気×窓11≫ CARNIVAL ~Fin.~ ≪プレイ日記 #16≫

S.M.Lエロゲ
理紗の葛藤が嫌というほど伝わる。
「鰯の頭も信心から」のようにはどうしても考えられずに、どうしたらこの罪から逃れることができるのか、などと自問自答している。
結論、救いを求めていくことに期待をするのは止めて、世界が滅んでしまえばいい、みたいなことを思っていく理紗なのであった。
私は、いつも通りの、私の耳には白々しくきこえる言葉を並べながら、内心では、彼の「助けてやった」みたいな、学君を見下した物言いに、嫌悪感を覚えていました。
また、父に対する軽蔑感と同じものを、彼に感じていました。
上下関係が逆転したことで、父親と学には弱い男の姿を目に浮かべるのであろうか。
そして理紗はそんな自分に一種の軽蔑を感じていた。
理紗の生活に変化があった。
父親の海外出張だ。
それによってようやく肩の荷が下りたとでも言おうか、ほとんどどうでもよくなったとはいえあの時の凄惨な記憶は心の奥深くに眠り続けているのだろうが、その家にいないうちにせっせと勉強でも何でもして、大学へ行き、1人暮らしでも始めればいいんじゃないですかね……?
文化祭か。
人気投票が行荒れ、志村詠美が1位そして理紗は2位にランクイン!
おめでとうとはいえずに、まぁここからどんどん、三沢先輩にいじめられrて行くんだろうな。あの九条理紗と仲良くしているっていう噂の学に、羨望の眼差しで見つめる男子生徒。もちろんそれには三沢先輩も含まれていた。
だが、人と付き合うとかそんな感情を持ち合わせておらず、平板化した理紗が首を縦に振るわけでもなく、当然のようにフラれる先輩。
そして……。
理紗にとって「神」に値する人物はおそらく、学であり、武なのだろう。
いること自体が悪い人間なんていない
という言葉でますますその傾向が高まる理紗。
詠美との会話で
彼が決めたことは多分私が決めたことよりも正しいし、だから彼の言うとおりにすることが私にとってベストなんです
という言葉が如実に物語っている。
複雑な家庭環境だ。詠美にも詠美なりに悩み苦しんできた、その思いがひしひしと伝わってきた。
姉妹なのに、初めて麻里を見たとき顔が似ていなかったので、もしやと思っていたら異母姉妹だったか。
詠美さんの物語もあるんかな。
詠美の物語があるのかなと思ったがないんかい。
すべてを語らないで、プレイヤーにこの語はどうなっていくのかを各々が考えるべきだとある意味、突き放すがそれもまたいい。
一口に悪だというのは簡単。だが、それを事前に防ぐ方法はなかったのか、予防ではなく次に起こらないようにするには一体どうすべきか、をよく考えさせられた。
そして、それを「神」という人間が作り出した概念に身を委ねることもしないで、考えていかねばいけないと思った。
結局最後のシーンも最後までは語られない、プレイヤー自身が考える作りになっている。
歪な関係性を保ったまま逃げの人生を送るのか、どちらかが成長して家庭を円満に過ごすのか。
この感想についてはまた後日。
ということで今回はこれにて失礼するよ(上位種族風に)。

コメント

タイトルとURLをコピーしました