どだい、性格まで変わってしまった葵となんて暮らせるか、こんなモノいらんわ。
と言い放ち、そのとき、
どうせ、見ているんだろ!早く持って行ってくれ
と言って彼女の意思を尊重した。というのも、彼女はもはや自分の手には負えない別の次元に達しているので、自分の手に負えないのならその「救世主」(この場合は悪魔だが)に委ねるしかなくなった。

奴隷となった香乃と葵。凌辱にまみれた彼女らはもう奴隷でしか生きることができない状態になった。
これで1巡目はクリアになります。
感想
蹂躙、SM、暴力、口と腸をつなぎ合わせる、いわゆるムカデ人間のようなプレイの数々もあってか、ハードなプレイをお好きな方じゃないとおススメできません(僕が書くのもおこがましいのですが)。
冒頭では、90年代の雰囲気があり、ネットはおろか携帯もまだみんなが使っていませんでした。ワープロもノスタルジーの雰囲気がありました。
そんな実直に進んでいくかのように思えたが、葵の姉である紫苑が姉のHPだよ、と渡してきた紙こそがEDENのサイトであり、のちにEDENの事件に巻き込まれていく……。
佐伯 祐司が、そんなHPにアクセスすると、閲覧が自由にできるしようとなっているのでまるで自分もEDENのサイトにアクセスしているかのような感覚を覚えました。
それがまたBGMと相俟って恐怖感を煽ってきて良い感じに仕上がっているかなといった感じです。
葵、香乃の選択を強いられたり、メールやEDENからのビデオレターで裕司の精神がおかしくなっていく描写や彼女たちの人間性を奪っていく描写が巧く表現されています。
どのEndも人が亡くなってどうのこうのというよりは、死よりも苦痛なことをより分かりやすく見せてくるので、尚のこと後味悪い……。EDENのことも正体がまるで分らない相手に今まであった暮らしを蹂躙されていき鬱になりました。
-逃避はもっとも有効な心の防衛手段である。
臆病者であればあるほど立ち向かい、愚か者であれば
あるほど逃避を非難するー–▼
心に響いた言葉だな。

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