【感想】性狂育~モンスターペアレントの理不尽な要求~(CLOCKUP)【現在の教育はこれでいいのか!】

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出たよ。文字を一文字だけ変える手法のタイトル……。

dl版が見当たらなかったので、DMMの通販で手に入れた。
何気に初回限定版なんですよね。しかも新品で届きました。

そういえば、CLOCKUPの公式サイトで今までは表示されていた「澱」が消えている……。
でも希望は捨ててはいないのですがね。
公式サイトは、発売した製品をラインナップされており、もしかしたら、製品を制作するうえで何らかの事情があり、発売が延期してしまったのかしら。
発売が中止になったことを伝える告知なども聞かないので開発を進めているということで良いのでしょうね。

CLOCKUP最新作『澱』公式サイト
Windows専用成人向けPCゲーム、汚濁の青春ADV『澱』のティザーサイトです。

CLOCKUPのXでpostしていらっしゃったし。

このpostを信じて待つしかない。
1年半ほど前の投稿なので、かなり時間が経っていることは確実なんですよ。
本当にお願いしますよ!


攻略時間:13時間
攻略順:早瀬 理彩⇛磯崎 美南⇛斉藤 ちほり⇛斉藤 奈々里
主題歌:Follow the fate

歌唱:吉田奈穂子

Follow the fateに惹かれてこのゲームを買ってみようかなと思ったわけですが、評価を見た限り、ボロカスに叩かれていますね。
『「○○げー!」「性教育」オリジナルサウンドトラック』を手に入れ、折角BGMも手に入ったことですし、プレイしないで聴くと僕の気持ちがしっくりこないのでプレイしてみることにしました。

上原一之龍の「「○○げー!」「性狂育」オリジナルサウンドトラック」をApple Musicで
アルバム・2013年・19曲

感想:教師たち(特に理彩)は言いなりになるのが早くてドM奴隷教師の完成である。
だが、それは僕が好きなヒロイン像とは違う。
それなりに筋が通っている女性がどんな風に落ちぶれていくのかを鑑賞したい僕にとっては、凌辱ゲームなのかそれとも抜きゲーなのかどちらなのだ?という感覚に襲われた。
だが、最終的に凌辱ゲームだろうなと思った。
詳しくは下記

開けっぴろげにされた理彩のマンホール……w
生々しくグロテスクである。
というのは、道夫の男性器が逞しく、32cm(『キラーコンドーム』のマカロニから)ぐらいはあるんじゃないかと思った。道夫の性格はモンスターペアレント気質だが、中か外かどちらかを選ぶシーンで理彩の言うことには従ってくれた。一周回って天使みたいに感じた。
普通の凌辱ゲームなら、外に出してといわれても意に介さず欲求のままに振舞うと思うので。


ストーリー

ストーリー

早瀬理彩の教師生活が2年目の秋を迎える時、担任を受け持つクラスで事件が起こった。
とある男子が、とある女子に乱暴しようとしたのである。
理彩がたまたま通りかかったため事なきを得たが、それは誰が見ても立派なレ●プ未遂事件

だが、学園は未遂だったという事で、この件を公表しないことに決めたのだった。
事件から間もないある日、担任である早瀬理彩に、事件を起こした男子の父親から謝罪の電話が入る。
そしてその父親から、性教育を改めて行うよう提案があった。
「レ●プ事件が起こるのは、正しい性知識がないせいだ」と。
理彩は「その意見に一理ある」とも思ったが、この電話が謝罪の形をした責任転嫁という事にも薄々気付いていた。だが、理彩にはその提案を無下にできない理由もあった。
その男子の父親――倉田道夫がいわゆるモンスターペアレントだったからである。

キャラクター

倉田 道夫
己の盛儀を信じて疑わないモンスターペアレント


磯崎 美南 CV. 紫苑 みやび
処女をこじらせたオールドスミス


早瀬 理彩 CV. 御苑生 メイ
大切なものを一つ一つ失う女教師


斉藤 奈々理 CV. 三十三七
レイプ未遂被害者


斉藤 ちほり CV. 鈴音華月
被害者の母


御苑生 メイさんは、廃村少女籠女役ですかね。
紫苑 みやびさんは、REQUIEM神月瀬理香役ですわね。
三十 三七さんと鈴音華月さんについては僕がプレイしたゲームの中ではないですね。

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序盤

早速、好夫がクラスメイトである奈々理をレイプするシーンから始まる。
ポルノコンテンツを見て仕入れた知識のみを性交に持ち込むと男性側だけの一方的な快楽を得るだけとなり、愛のあるセックスとならない。
愛液が滲み出ていないのに、男性器をマンホールに突っ込むとか……。
気持ちよくないだろ、それ絶対w

道夫は好夫の父親(専業主夫)である。
モンスターペアレントであり、例を挙げると

『学芸会のシンデレラの王子さま役が一人しか選ばれない
のは不公平だ』

『自分の息子が遠足の日に熱を出して参加できない
のは不公平だ、日付を変更しろ』

『運動会で順位をつけるのは、負けた子の心
を傷つけるからやめろ』

などなど。
今の教育現場で生じる問題なのではないか?と受け取ることができる。

このような生徒間で起こったレイプ事件は健全な性教育が行われてこなかったことが一因ではあるにせよ
男子生徒側の道徳観や倫理観の欠如で起こるものであり、その原因一方的に学校の教育のせいにしても当てつけ行為になり、それでは学校側が困る。
それは押しつけというものではないのかと感じた。

道夫は酩酊状態に陥った理彩を背負いホテルに入る。そうして、レイプの一部始終を撮っておいた。
プロジェクターを使い、その映像を理彩に見せることで道夫はリベンジポルノに類した行為を示したかったのではないか。
学校内でばらまくことで、信用は失墜し、退職になることは必至。
規制がまだ進んでいなかった時代では警察・学校に掛け合ってもあまり頼りにならない。
また、道夫の妻は雑誌会社に勤めており、その雑誌社はでっち上げの記事を投稿し、起訴されたとしても逆に詐称されたと告発者を訴える会社なので、コネのない理彩にはとうてい抗うことのできない敵だ。
だから、彼女は校長先生や警察に訴えかけることもなく、道夫にされるがまま凌辱されていく……。

学校の教育委員会に入り込み、間違った性知識を生徒に教えるといった辱めを受けた理彩。
どんどん学校の内部から浸食されていくような感覚に襲われるのを感じた。

はたして、この苦役から逃れることはできるのか。

理彩End

だんだんと道夫の持つ巨根に快楽を覚えたところに、不意に現れた理彩の彼氏である浩一
道夫の巨根に快楽を覚えたので、浩一の平均的なサイズの男性器に満足できなかった。

見応えのあるシーン:性教育と題して生徒らに輪姦されるシーン

ただ、理彩は従順になるのが早すぎる。
理彩が道夫に言い返したのは1シーンほどしかなく、今まで誰かの言ったことをそのまま受け入れていたことや遠慮し言葉に出せなかったのかと感じた。
羊には用はない。無残にも切り裂かれる運命なのかと思ったが、結果的には何でも受け入れてしまう。

そして、浩一は理彩の住む家に一緒に住むと言い出す。
それについては恋人同士ならあり得る話だが、彼は理彩のレイプの一部始終を収められたビデオを見てしまう。

さて、混乱を迎えつつ珍棒は猛り狂っている浩一と道夫はどうなっていくのか。

結末

いとも簡単に輪姦されてしまうことを望んでしまう理彩だが、もう抗えきれないところにまで足を踏み入れた。
迎える結末は、ボテ腹Endだ。

男子生徒に輪姦されているところ

理彩の陥没乳首が興奮してそそり立つシーンや筆で乳房をくすぐり責めにするシーンも見どころかなと思った。

汗が妙にリアルで、それだけでもくすぐりフェチな僕にとって、プレイする価値があったかな。
だが、くすぐりよりかは、焦らしプレイの線を出ない。くすぐりを目当てで買う人にはちょっとオススメはできないかも。笑うシーンもなかったし。
個人的に、彼氏には租チンだからという理由だけで、早々退場していくスタイルなのも、NTR要素もあってなかなか良かったと感じるが、ヒロイン目線で物語が進行していくので感情移入がしにくかった点、道夫の恐ろしさがあまり伝わってこなかったのが残念なところ。

美南End

道夫に対しては反感を抱く人。
「セクハラなんて許しません」と毅然な態度を見せていたようだが、弱みを握られてどんどん深みに絡み取られていく。
その様子はまるで罠にはめられた蛙のよう。
男子トイレに監視カメラがあり、そのカメラで撮った写真が美南の机に置かれていた。
と、そこに不敵な笑みを浮かべた教頭が来て……。
牝奴隷の完成である。

結末

主に、彼女は教頭と性交することになる。
男子トイレ盗撮犯として、勝手に犯人扱いをされた美南。おそらく犯人は教頭だろうな。
動かぬ証拠が机の上に置いてあった以上は否定はできないという思いから押し黙ってしまうが、それを逆手に取られるような形で性的関係を持つことになる。

乳房を揉んでみたりといったノーマルなプレイ。
授業中、生徒が注目するの教室内にて、アナルプラグを挿入された状態で排泄物を出さぬように懸命に我慢する姿にはゾクゾクした。

温泉で教頭と・・・

このルートでは、あこがれていた先輩に向けられる理彩の気持ちを思うと、いたたまれない気持ちになり、気が滅入った。
また、その人には自分の知らない部分があり、自分が見ていたものはその人が持つ特徴のほんの一部分でしかなく、それを分かった時にはすでに理彩も餌食となっていくのだった。
だが、最後には保健室内で男性器を「測定」する場面で幕を閉じた。

牝奴隷End

「斉藤さんを守らなければ…!」と反旗を翻そうとする。理彩はちほりを被害者の家族であり守ってやらないとならない。その自己犠牲が引き起こす結末は予想の斜め上を行くものとなった。

ちほりと理彩は電車内で痴漢されてしまう。
「斉藤さんにだけは手を出さないで」と必死に懇願する。一方、斉藤さんは満更でもない感じ。
素股で性的な行為をされている理彩に対し、ちほりは素股だけでは物足りないので中に出してほしい、と膣内射精をするよう促す。
また奈々里も自分を一度は犯そうとしてきた好夫に対し、心を開いたようである。
というのは、散々理彩にテクニックを磨いてきたからである。それだけで心を離さないというのはちょっと出来過ぎている気がするが、抜きゲーは過程を抜きに性行為をするのでこういうのもアリと思った。

そして、最終局面。

会議室の机で…

男たちに輪姦されまくる理彩、奈々里とちほりの姿があった。

ちほり
「先生がいたから …… 私は、セックスの素晴らしさを知ることができました …… 」

奈々里
「私もです。先生が好夫くんにちゃんとした性教育をしてくれたおかげで、ご主人様になってもらえて …… 私も、セックスの素晴らしさに気づけました」

ちほりの夫
『 …… 私は、言わずもなが、ですね。おかげで、久しく忘れていた感覚を、取り戻せました」

今の奈々里ちゃん一家の様相は、有り体に言えば異常です …… でも
、それでも。

これほどまでに晴れやかなお礼を言われたのは、生まれて初めての
ことでした。

理彩
(もしかして …… 今までは私が間違っていた ……? 性教育で家族が笑顔になれるなら、それでも …… )

思いつつ、私は自分の心が落ち着いていくのを感じました。

理彩
(ああ、そうか …… 私は、私が教師になって見たかったのは …… こういう、家族の心からの笑顔だったのかも知れません …… )

それに気づくと同時、それまで一家に …… 倉田さんたちにも感じていた違和感や忌避感は、消え去りました。

5人
「これからも、よろしくお願いします。理彩先生!」

親子同士の愛が欠如している。だからこそ、表に愛をさらけ出すのだ。

このEndは、Erewhonの女たちが輪姦され尽くす場面と似ているような気もする。
1人の女性が喘ぎ声を出して、そのあとに無数の女性の喘ぎ声が聞こえるような感じ。

ちほり&奈々里End

父兄参観の日にフェラチオ実践のシーンや強制的に性行為をする好夫に対して欲情している奈々里と一緒に犯されてしまうシーンなど、このルートでは抜きゲーというよりは、凌辱系要素がたくさんある。

特に、茄子やバットを肛門に貫通させるシーンでは凌辱を超えて鬼畜行為にほかならないと感じた。だが、語り部口調だったことに加え、絵にいまいち迫力がなく、そこまでひどいことをされているとは思えなかった。


バットを挿入されている様子

激痛が走ることはわかるんだが、例えば血が滲み出ていることなどが表現できていたら良かった。

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