SACRIFICE VILLAINS(CLOCKUP)感想【ディストピアかユートピアか】

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レベルの高い合格点を超える抜きゲーブランド『CLOCKUP』
オールウェイズ出してくれる

プレイ時間:24時間
攻略順:

①ナイトチャージャー
②バッドローション
③マダムヴェノム
主題歌:いつかのディストピア
歌唱:Rebecca(絶叫姉妹) 作詞:上原一之龍 作曲: 上原一之龍

このゲームは特定のキャラを選択してプレイするゲームとは違い、行き当たりばったりに三人キャラクターを選ぶと恐らく詰む。

一言感想:ヴィランたちを更正するゲームなので、酷いお仕置きを受けるシーンもあり見応えがあった。
また、ディックマンやクリーム・パイなど下ネタ全開のヴィランかヒーローだかよくわからん状況にw
正義の反対は悪じゃなくて別の正義なのだという感想を持った。
あと、オナホ責めをする場面では私がM気質であることもあり、より一層興奮を覚えた。
一回されてみたいな……。

ヴィランという悪役を斃すためにいろんな策を施すが、悪を斃したとしても諸悪の根源は別のところ(ツインタワーのボス)にいる。そのツインタワーのボスは停戦を提案し、これにジャストピアンシティはしぶしぶ承諾した。
停戦したことはヴィランたちには知らされていなかったので蜥蜴の尻尾のように切り捨てられる運命なのかと思った。

良かった部分:作画・世界観
抜きゲー版の『ヒロアカ』・『屍鬼』・『東京喰種』というべきか。
ただ、抜きゲー要素は拭えなかった。

残念な部分:エンディングでほとんど一緒の結末になるのは解せなかった。
主題歌の「いつかのディストピア」のように

  • 世界がディストピアになるEnd
  • 人格を破壊したパターン
  • 人格を残したパターン

の3つぐらいあれば、より没頭感が出てきたのにな、と感じた。

ストーリー

突如発生した悪の異能者・ヴィランたちにより、犯罪はびこる魔都。
舞台はその中央に築かれた楽園都市、ジャストピアンシティ。
ヴィランに対抗する正義の異能者・ヒーローたちの活動拠点でもあるその都市は、絶対治安領域として独自の政治体制を確立している。
ジャストピアンシティを築き、市長を務めるのは、数々のヴィランを取り締まってきた最強のスーパーヒーロー・ジャストピア。
ヒーロー協会の会長でもあるジャストピアは、魔都から犯罪とヴィランを一掃するためにヒーローたちを指揮し、世界平和を目指して今日も市民の安全を守っている。
しかし、昨今は魔都のヴィラン勢力が増加し、ヒーローがヴィランに敗北してしまう事態が多発。中には悪の道に堕ち、ヴィランに転じてしまう者も。
事態の解決を目指し、ジャストピアはヴィラン更正施設『アサイラム』の責任者である主人公に協力を要請した。
捕えたS級ヴィランを早期更生し、ヒーローへと転化させるために。
悪に染まった異能者ヴィランを更正し、その力を正義に捧げるのだ!

キャラクター

5人のキャラクター+αが登場する。

キャラクター

ナイトチャージャー
能力:電気エネルギーによる超回復・超感覚・肉体強化と身体能力強化

魔都にて単独で犯罪活動をしている一匹狼のヴィラン。
マフィアなど犯罪組織を標的にした銀行強盗や美術品などの強奪・傭兵活動を行っている。
誰も信じず、その行動と歯に衣着せぬ性格ゆえ、
他のヴィランと対立する事も多く、自身の利益の為なら、
かつて協力した勢力と敵対する事もいとわない。

一方で、結果的に彼女によって救われた弱者も多く、市民の一部で、強い人気を博している。


バッドローション
能力:身体から粘液を分泌し、意のままに操作できる。

魔都のスラム街を支配するギャング「ローションズ」のリーダー。
貧困層に生まれ、親に売られて娼婦となったが、
自身の能力と魅力を駆使して自分を買った男達を手玉に取り、
娼館を牛耳ったのち、ギャングのリーダーにまで上り詰めた。

自分がこの世で一番可愛いと思っており、奴●として従える配下達にチヤホヤされるのが好きだが、
大の男嫌いで見下しており、時には配下にさえも容赦なく暴力をふるう。


マダムヴェノム
能力:様々な効果を持つ毒を体内で作り、分泌できる。

魔都で大きな勢力を持ち、市民からヴィランまで誰もが知っている巨大マフィアのボス。
魔都最大勢力である「ツインタワーの魔女」を倒し、
新たな魔都の支配者として勢力拡大を目論む野心家。
更生施設「アサイラム」内にも彼女を支持する犯罪者達は多い。

自分がこの世で一番美しいと思っており、その美貌と凶悪な能力と尊大な態度で男達を従える。
勿論、そのテクニックは一級品である。


ジャストピア
能力:無敵の身体、飛行、最強の精力!

世界的に有名なスーパーヒーローであり、
ジャストピアンシティの市長も務める。
笑顔を絶やさず温厚な性格と熱い正義感で世界中で人気を集めている。

誠実で心優しい博愛主義者ながらも、一方で、悪の道へと堕ちた異能犯罪者「ヴィラン」に対しては容赦が無く、
その力と精力を持って、男女問わず愛を持って●し倒す。
ヴィラン達からは「出会ったら終わり」と畏怖されている。


ザ・ジャスティス

ジャストピアンシティを管理しているシティAI。
アサイラムを含む、シティ内の全設備の管理のほか、
市民を快適な生活、より良い生殖活動に導くべく、
ヒーローを生み出す良性遺伝子を用いた繁殖、もとい「ベストパートナー」の選出を行ったりと、
ユートピアを生み出す為の様々な管理を行っており、市民もそれを受け入れている。


主人公(J・J)・ジャスティス・ジュニア

ヴィラン更生施設「アサイラム」の若き所長。
シティAI「ザ・ジャスティス」の指示のもと、ヴィラン達の”更生”を担当している。

過去に凶悪なヴィランに人生を壊された経緯があり、
ヴィランを憎み、正義を重んじている真面目な性格。
今や多くの者が異能を持つ世界の中、自身にヒーローたる異能が無い事に無力感や悔しさを感じていたが、
その知力と、更生施設の設備に対する適合性の高さで、所長に選ばれる。

その才能を認めてくれたジャストピアを尊敬している。

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END(各キャラ)

ヴィランとヒーローに分かれる。
ヒーローは捕らえたヴィランを更生施設「アサライム」に送り、ヴィランをヒーローとして育成するか、ヒーローとして不適合者として認められたヴィランは、強制的に収容所で暮らすかの二通りでしかない。

本作の舞台は、ジャストピアンシティということ。

魔都と呼ばれる地域では犯罪率は増加の一途をたどっているが、ジャストピアンシティはヒーローたちのおかげで犯罪は0なのだという。
キャサリンは、ジャストピアンシティの市民ということで、昼間はアナウンサー。夜は別のアナが弾け飛ぶのだろう。
じゃなきゃ、おかしいことにもなるが……。

「まもなく生殖励行の時刻です。
市民の皆さん、生殖は義務です。シティと人類のため、産み、増やし、より良い子孫を残しましょう。
市民の皆さん、生殖は義務です–– …… 」

シティ公共放送の音声だ。

市民はザ·ジャスティスによって定期的に“生殖評価”を判定され、情報を更新される。
最低評価のGから、最高評価のSSSまで。
それぞれの市民が持つ身体能力、知力、免疫力などの遺伝子情報。
より健康で受精能力の高い卵子を持つことであったり、より多くの精液を生産、射精できる精力などの生殖能力。
それらの要素によって判定される生殖評価は、シティの市民の格付けにも等しかった。

ディストピアだな。
「PSYCHO PASS」の世界観からシリアスなところをなくし、エロくした世界観・・・?

市長であるジャストピア(ジェームズ=ジュピター)はAIに頼って施政方針を考えているらしく、この町がAIにとって都合の良い法律が施行されるときは近いのかもしれない。
現実では、人間中心のAI社会原則という考えで禁止されている。

マスクド・ニンフォ(あだ名:HENTAIバーサーカー)の姿、どこかで見たと思ったら前園 千隼とほとんど同じじゃんか。
健全!変態生活のススメ依頼だな。

健全!変態生活のススメ(CLOCKUP) 感想
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ナイトチャージャー(サマンサ=ルッソ)

ナイトチャージャー(サマンサ=ルッソ)は、仲間であったはずのヴィランに裏切られる形で捕縛された。だから彼女の中に強い人間不信をにおわせる言葉があった。
だが、更正するヴィランの中では一番、見込みがある。
性行為のときに微弱ながら蓄電できる能力も併せ持つ。昔観た映画『セックス発電』みたいなことするんじゃねぇよw
また、恋人であるニックを思う行動が随所に見られる。

End

2つほどEndがある。
①.憐れな末路になるEnd
②.新しい所長として洗脳する側になるEnd

①.ニック(恋人)と面会をするとき、更生官に犯されていたが、ニックにはAIのフィルターが掛けられ通常の映像を見せられていた。だが、ニックとサマンサの絆を決壊させるために、そのフィルターを外した。これにより、彼の心はしぼんでいくだろう。

生殖管理局も表向きには、市民の生殖活動や遺伝子情報といっ
たものを管理する機関ということになっている。

だがその実、市民の生殖を管理するという立場から、
市民を収容して強制繁殖させる牧場としての活動も持ち合わせていた。

その活動の中には、人体実験同等の繁殖実験や、品種改良のた
めの交配も含まれる。

上記の通り、彼女は廃人同然の姿を深淵の底へと抛擲した。

当初、3人のヴィランの中では一番優秀に見えたが、そのプライドや恋人を思う気持ちが仇となり、恋人のことも失念してしまうほどまで快楽の底に耽溺する結果となる。

②.今までの自由を求めていた気風が洗脳を通じ、本来見込んでいた通りの働きぶりを発揮した。スクリューチャージャーとして名前を変え、新しい所長に昇格。
ニックと対峙したときには

「貴様と恋人として過ごした時間は悪くなかった ……
だが、貴様とのセックスを今になって思えば、よくもあのような児戯で愛を感じら
れたものだと、新死の思いである」

脳を書き換える洗脳でここまで変わるとは驚いた。

バッドローション(キティ=レテリエ)

バッドローション(キティ=レテリエ)は、娼婦であったので、序盤では更生官を逆に牛耳る場面もある。
特に寸止めオナホ責めをする場面では昂奮を隠しきれなかった。ちょいMな僕にはぴったりだね。

娼婦である癖に純潔である。それゆえ、純潔をどこの馬の骨かもわからない相手に奪われることを恐れている。
さて、最後まで純潔を守り通すことはできるのか?

End

キティはクリームパイとともに魔法少女としてヴィランンの萌芽を摘み取るのだが……。

①.夢の世界の住人になるEnd
②.アイドルヒーローになるEnd

①.洗脳の効果を確かめるためにオークション形式でキティの純潔を奪取したり、アナルをいじめつくしたりと散々しでかす。
しかし、キティの身体に予期せぬエラーが発生した。
彼女の心は現実から逃げ、夢の世界の「王子様」という存在しない者に対する憧れを秘めて、今日も肉便器としての職務を全うするのである。

②.キティ改めホアハウスはクリームパイとともにアイドルヒーローになる。
アナルを開発されつくした彼女にはもう恐れを知らい。
だからこそ、今日もヴィランを根こそぎ斃すために邁進していくのであった。

ナイトヴェノム(ナターシャ=スナイダー)

ナイトヴェノム(ナターシャ=スナイダー)は悪びれる様子もなく、逆に更正官を骨抜きにする始末。さらにナイトヴェノムの持つ毒を産生できる能力で更生官を一人、殺害してしまう。腹上死ということなんだろうが、この時も悪のヴィランらしく

更生官の最期は美しい女性と性行為をできたのだから満足だろう

と言い残した。
果たして、自我が強くて反攻的すぎるナイトヴェノムを更生にまで辿り着くことができるのか。

End

ふたなり覚醒した後、生えてきたペニスを使って犯し、犯された果てにくるEndとは一体…

①.元の木阿弥となっていくEnd
②.ヒーローになるEnd

①.能力は剥奪されていたのも拘わらず、人格排泄のための実験台として扱われていた事実を知ってさらに反抗的になり、更正プログラムは水泡に帰すという流れになった。

結果、自分から進んで魔都に足を運び、凌辱の限りを尽くされるEndだ。

②.高慢で高飛車タイプだったが、洗脳によりカリスマ性を開花させたことで市長・キャプテンユートピアになった。
”公正な選挙”によりジャストピアが推薦する市長候補として選挙に立候補し、見事新市長に就任した。

暗躍していく新市長。おそらく、このジャストピアンシティや魔都にも進出してディストピア化していくんだろう。

メインEnd

4つほどある。
シティAI「ザ・ジャスティス」が人類の敵になりうる。

End①

ジャストピアが政策を施行したかのように見せた。
だが、前述の通りに政策のすべてはシティAIに任せきりになっている。自らを確立できていない人間なので、他人の指示により動けない極端な意志薄弱者。AIが言ったからと意見を変えることもある。
ジャストピアの株が一段に下がった。
AIを開発した大富豪たちの思うままに世界を作り変えることも可能なので、基本的にAIが政権を握ることは一般市民が恩恵を受けることを考えれば不可能だろう。

「進化を促すための緊張感維持が必要なため、人々への緊張を生み出し続けるヴィランを駆逐することはできません」

ようするに、意図してヴィランという「敵」を創出し、世界を循環させている。
そんなジャストピアの幽閉、及びザ・ジャスティスの破壊したことで、世界は”よりよく”なっていく。

End②

人格排泄やザ・ジャスティスの破壊にも失敗し、三人のヴィランは更生させられ、再び人格排泄させられた。JJを更正させるために蹂躙する。

End③

ジャストピアの討伐、及びザ・ジャスティスの破壊したことで世界は文字通り良くなっていった。

安穏とした環境では、人間は堕落していきます。
人間に限らず、身近な危険は生物に進化を促します」

この言葉は正論だが、安寧を求めるが故のこと。
特に戦後の日本のように。

旧体制から一変して街は大革新を遂げる。

End④

End②とほとんど変わらない内容だった。
変わったところでは、ジャスティスが更正するといった点だろうか。
もうちょっと変化が欲しかったところ。
JJが邪淫な気持ちに屈服し闇落ちするとか、JJが責められるシーンも②と同じだった。

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