【過去編】鏖呪ノ嶼

CLOCKUPエロゲ
途中経過も含めて。
吐月と文鳴の壱を読み進めると過去編に進めるようだ。
参考にならないと思うのですが、途中ご飯を作るなどをして各々のルートを1時間で壱を読了した。

文鳴 啾蔵

槐という顔に切り傷の様な痕があり、それがまさしく珠に瑕という気がする彼女と若き日の文鳴。

呪術を託された文鳴。
母親のように育てる槐の瞳には一転の翳りもなく、あなたと一緒にいたいのだ、と言う。
だが、こういうシーンは死亡フラグなんだよな……。
文鳴と交合のシーンでは、マグロ女であったが、ちゃんとマンホールの場所を指して、ここだよ、と示してくれた。
呪術師だがその傍らで、どこの馬の骨かもわからない男と寝て、生活費を稼ぐ。いや、もしかしたらそれが本業となりつつあったのかもしれない。そうだとすれば正しくそれは悲劇じゃないか。生きている世界は、生き地獄が相応しい表現でないかと思う。しかしそれでも生きてこられたのは、文鳴がいたからこそであり、逆を言えば、文鳴がいなかったら槐は生きてこられなかったと述懐した。
恐らくは、その共依存に近い思いは、その過酷な日々の中で芽生えたか。あるいは文鳴と交合した夜からか。
どちらにせよ彼にとっては、忸怩たる思いと封印しておきたい記憶なのだろう。

吐月 完

吐月とカノの会話で呪術師の前は堅物の職に就いていたという話をしていた。
国家の犬(警視庁)になり順風満帆にも思えた姿はまるで新婚のようにふわふわな雰囲気であった。
だが……
窓木 希美が急死した。
狐につままれたような面妖な事件は押収したレイプ系AVにより判明。
バッキー事件を思い出してしまった……。
希美は、自らの死を以って作品を撮影したスタッフ、監督、携わる男優を呪殺してほしいと文鳴に願い出ていた。だが、大事なのは生きているうちに助けてやることであり、死んでしまった後にはもうあとは何も残らない。吐月は、亡くなった希美が仏になったのだという一縷の望みをかけていくことしかできない。
フラテルニテの菱木紗栄子を思い出すが、最期は悍ましかったが、自らが進んでスカトロ系のAV撮影(多分レプリカじゃなくて本物)をして死んだ。だが今回の場合、事の経緯は明らかになっていないが、恐らく何らかのトラブルに巻き込まれたのだろう。確か、亡くなる半年前から、様子がおかしかったという。家を訪れてもそれまでとは打って変わって険悪モードに陥っていく。一度は家に帰されたが、お金が欲しくなって再びAVメーカーに行き、そこで殺されてしまったのか。或いは、殺されるに類する行為をされると分かっていたのか。
宗教法人を騙り、呪術師を生業にする文鳴を殴りつけた吐月。彼はおそらく、クビになってしまうのだろう。
正義のため、探偵を雇っていたが、内偵調査により明るみになってしまう。自身の掲げる正義にしがみついていたが、呪術の前では氷のように脆くなっていく。そうこうしているうちに、吐月は悪人という認識を自己に持って呪術師になるという選択を取った。
いやぁ。まったく身体が幾つあっても足らんわなぁ
CLOCKUPの公式サイトで荒忌さんの紹介ページに記載されていた文言。これを見たとき、ニヤニヤと笑みがこぼれた。私は、猫の手を借りたいほどに何かに打ち込んでいるのかと思ったが、全然違っていて、文字通りの意味だった。

火蛾 偲

まだ偲が女学生だった頃、彼氏の出来てそれなりに事が運んでいったが、そこに刑部の姿があった。
シングルマザーで子育ても続くので、一息入れたいとそう思っていたことが容易にわかる。その心の隙間に巧く入り込んできたのが苦松 刑部だったのだろう。
懇ろにしていた人、おそらく彼氏だが、その人もあの世に送り込まれた。
急死したのである。偶然、町ですれ違いさまに冷たい視線を刑部から感じた偲は、彼氏の急死と母親の死を結び付け、この人には呪術師なのではないだろうかと直感的に感じ取った。
親は子供にしつけをする。そのしつけはときには痛みを感じさせなくては、子供は言うことを聞かない。
ならば、親として愛されぬ俺はせめて憎まれたいと思う……。 それも、至上の愛と等しく吊り合うほどの、地獄の如き極上の憎悪でだ

カノ

親がいないカノ。
その実態は共同妻というやつであり、erewhonと似ている。輪姦を青姦も自由にしても良いとされた村。
“狗神筋”とは、この土地において代々呪われた家系とされている血統だった。その血を引く者は狗神憑きを発症する恐れが
あり、もしそうなれば土地に災いがもたらされると言い伝えられていた。
現代においては精神的な奇病の一種として解釈され、その発症を防ぐために集落共同で隔離するというのが名目である。
そして実態は、嫁など終生もらえるはずもない山間集落の男たちのガス抜き役であった。
娯楽と呼べるものが何もないこの土地で、日々の憂さを晴らすための性玩具。それと同時に、行き場のない男としての保護欲や愛情を注ぐ精神的依存の対象としても必要だったと言える。
女を巡って人間関係の悪化が起こらぬよう、性交渉を得る機会は四六時中誰にでも平等に与えられた。
そんな時に生まれた子供がカノである。
カノを産んだ母親はカノを産んだ直後にしに、父親も存在がわからない。
そんなカノを座敷牢で育てていたが、一匹の獣が来た。
獣は村人からは忌み嫌われており、誰も助けてくれない。所詮は玩具ということか……。
だがそれで功を奏したか、獣と交合をすることで、彼女は村の人を「鏖」にしたのだろう。
狗神の血が通っているというカノには、おそらく獣のようなものを引き寄せる何かがあるのか。

二ツ栗一族

二ツ栗吉延の兄、晴茂。戦争の爆風により、脳に凄まじい損傷があったが、奇跡ながらに帰還。
本来なら喜ばれるところを、見た目だけではなく、精神を蝕まれた姿には言葉が出てこなかった。
そんなこと言ってやるなよ……。いや、脳機能障害でここがどこなのかもわかっていなさそう。
おまけに、高ストレス環境下に置かれた結果、シヅを機械と見なしている節もある。

そりゃそうなりますよね……。
機械と見なされた挙句、足を固定され(使用人も関与していた)切断された……。
恨みを抱くなという方が無理な話である。
事なかれ主義というか、臭いものには蓋をするみたいな人間臭さが二ツ栗家には滲み出ている。
青沼シヅにより晴茂は殺されたとされたいるが、実態は使用人一族である塔婆家が絡んでいたとは……。

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