今日はたんまりするぞ~。
11月6日
忌引きということは誰かが荼毘に付したことになる。
誰が鬼籍に入ることになったのかは、大体予想がつく……。
遡ること3日。
11月3日
デートの約束の前の日にいったい何が起こるというのか。
最期の言葉、か。
さよなら……
医院長をしているという父親。
命がもう残りわずかとなっている母親の遺す最期の言葉を娘である美幸に聞かせようとした。
救える命はまず、真っ先に救いたい。
と考えるのね。
小の虫を殺して大の虫を助ける、言い換えれば、もうじき死ぬ人の命は軽んじ、まだ生きていく可能性のある人の命を優先して救っていこう、という考え方は、おおよそ、人が内に秘めた考えではないだろうか。
老人と若人の命。
どちらかを篩にかけたときどちらに棚引くのであろうか。
どちらを救うのかを問題提起したトロッコ問題が良い例だ。
コロナ禍でその考えが内に留まることがなく、外に出てきたという具合ですかね。
11月12日
試合に負けてから、雛が事故に遭ってから、沙耶と美幸の母親である美里さんが亡くなってから、1週間がたった。
長いようで短くもなるし、短いようで長くもなる、そんな期間←
章一は、沙耶と山吹 美幸の2人を掛け持ちで、家庭教師として働いているようだ。
記者が来た。
BGMが不穏だぞ、おい。
「ここ(美幸の家)に飯のタネが転がっている」
と彼は言っていたが、意味するものとは何なのか。
美幸の父親が彼らに情報を漏洩しているんじゃないか、と推察する正人。
月曜日からずっと人を避けているようである美幸のことを心配して、正人は屋上に連れ出して話を聞き出さそうとする。
しかし、それすらも聞き入れてもらえず、返ってきたのは、美幸が懊悩していることについて、正人に一番知られたくないんだ、という美幸と恋人になりたいと思う彼にとっては残酷すぎる返事であった。
心を閉ざすに相応しい「何か」がある。
母親が亡くなったこと?
でもそれだけじゃ、ここまで心を閉ざすのかな。
それだけじゃ、心を閉ざすっていうよりは、心を塞ぎ込んでいると形容するのが正しいか。
