夏咲、灯花、さち、璃々子が選べ、南雲えりさんも璃々子のルートの中に組み込まれているみたいです。
そして、法月。
法月は、最後に残しておきたいので、先にヒロインたちから進めていきます。
学園を卒業してから四年後という月日が流れていた。
大人にとっては、せいぜい小じわが増えたり体重が増えたりとか悪い変化をもたらすことがあるが、さちにとっての時間は限りない経験を踏むのに十分な時間だった。それは、義務が解消されて、粉骨砕身で頑張るという決意の表れでもあった。
国際文化功労章を受章したさち。
真っ赤なドレス。
溢れんばかりの笑顔。

相変わらず「今日もびりっと頑張るぞー」は健在であり、元気溌溂なようであった。
変わるから、人生は面白いんだよ。人間は成長する生き物なんだよ
このことからも人間は、成長するものであるが、ときとして変化は悪い方にも進むことがある。それは廃退というものではあるが、それを楽しもうというのである。人間以外の動物は確かに生きるか死ぬか、ひいては、食うか食われるかの中で生息している。
日本では死力を尽くし国内最優秀賞を獲得したので、次は海外、世界一の画家を目さすために海外へ赴くのである。
風景画を風景だけを見て書いている分には、カメラと同じじゃん、というさちの言葉に
ゴッホとゴーギャンの伝記でもあったことを思い出した。
風景画は風景を見て書いているだけではなく、それを家まで記憶して描画するのがプロだ、みたいな……。
記憶があやふやなので間違っているかもしれませんがご容赦を……。

最高位名誉国民章受章を目指そうとするさちと賢一。
2人は、すでに一心同体なのであらゆる困難もきっと跳ね返してくれるだろう。
そんな思いもあってか、画家の男に「昔の私を見ていたようだ」と言われ、アドバイスされる。
画家の男は、過去にさちと同じような絵の描き方をして批判されたようであり、アドバイスとも、忠告ともいえる一言にさちは、真摯に受け止めた。その態度に成長したと感じた。
まなとさちによる責めが行われ、3Pをする羽目に。
だが、夢オチだわ……。
本当の姉妹ではないが、それでも絆を感じられた。

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