ATTO TERZO SCENA 1
今回は田能村視点で物語は進行していく。
怪我をしている拓馬を見て、随分と老け込んだ、というのが私が抱いた感想。
新興宗教団体、大智の会の竜華樹という部分に聞き覚えがあるとかで態度が一変する雲雀。
何か知っていそうだ。
この宗教団体が除夜の鐘を鳴らしたんだとか。
生きている人に少しでも生き抜く勇気を与えられたら、という気持ちで鳴らしたんだと。
未来が見えるのか、これはこれは、いつ地震が来るのかというのも知っていたと?
僕が、教組様だったら、とにかく地震が起こりえる地域からの脱出を狙うがな。
なんと、あの教会を出たすぐのところで待ち受けていたあの警官が信徒として居たのだった。
事情を話すが、それは竜華樹様がお赦しになられたのだから良い、という。
またその決定についても一切の疑問が湧いてくることはない、と断言した。
幸せな人だ。
信仰していてそれが奉仕しているからこそ幸せという構図が見えてきた。
私はどちらかと言うと、この場合は教組だが、上に言われた通りにやっていくことに苦痛を感じてしまう。
このことはやる必要があるのか、必然性が見えてこないとやる気に起きないという社会不適合者だが……。
宗教団体を巡る事態に突き進んでいくのか。
風評被害を被る田能村、リンチで逆らった人を殺める集団と野次られた。
あること、ないこと、噂が噂を呼びさらに恐怖が続いていく。
