多分ここから鬱っぽい展開になるのでしょうね。

どこかに引きつられていくサルテ……。
最初からイズール帝国はゲノル公国ではなく、サルテのいるメルシンを狙っていたということになる。

濫觴(らんしょう)と読み
物事の始まりのことを意味する言葉らしい。
嚆矢(こうし)
散々イラマチオや中出しをされて精神が疲弊するとき、ついに堪忍袋の緒が切れるように口走った。
私は誇り高きメルシンの王女、サルテ。
あなたのような下卑た笑みを浮かべるような連中と一緒にするな、と反旗を翻した。
具体的には男根を口で噛み千切ったのである。
臣下や国を、そして何より自分自身を裏切ることなく、死んでいったのであtった。
自分自身は裏切られているかもしれないことは考慮しないで。
イズール帝国はゲノル公国に宣戦布告などしておらず、実はあらかじめ結託で全部仕込まれていたことなのだろうか。
と以前は書いたような記憶があるわけだが、イズール帝国が進軍させたのはゲノル公国とメルシンであり、しかもメルシンの軍は皆殺しにされるか篭絡されたようだ。ジャンもこの限りではない。
