癒しを求めて三千里、東奔西走何のその、というわけで迎えたトゥルーエンド。
どういう結末が待っているのか。

BGMが消えている。
ウミとナミの感染症が再発したということで、フェイに襲い掛かる。
フェイはウミに咬まれたようであり、またそれが人に感染すればその人にも甚大な被害を与える。
フェイの身が危ういんじゃないのか。これ……。

エンディング(ちょっとタイミングが遅れてクレインの顔が二重に写ってしまった)。
「Sweet Outbreak」が心に響く。
多分歌詞は、クレイン先生(アリス)が、移り変わってゆく世界を見て哀惜に心を蝕まれつつも、ジャック(伊勢谷優作)が護りたかった世界を迎え入れようとする葛藤のようなものを感じ取れた。
クレインとノーマの関係は切っても切れない縁によって結びついていた。
序盤の語り合う場面でやけにナミやウミを庇い、クレインに対する態度が縁者ではないのかとわかりやすくはあったが、姿も変わっているから全くの関係のない人だと思っていた。ただの口調が激しい人なのかなとか……。
多かれ少なかれ、登場人物は繋がっているという部分は、人と人との関りや感染者を閉じ込めて隔離するというのは仕方がないとはいえ、事なかれ主義というか臭い物には蓋をするという醜い考えが浮かんできた。
結局、このゲームのパンデミックでは、隔離した人をも苦しめるというのも分かった。どっちが隔離されているのか分からなくなるという緊急事態では、まさしく戦場なのだ。
そういう世界観を孕んでいる作品に癒しを求めてプレイしたことは間違いなのか。
否。そうではない。
それは、それまでの犠牲を培い前に進んでいこうとする決意の現れなのだ。
ナミやウミが消え、フェイやノーマも次々に消えていくが、それが益々鬱っぽさを醸し出しているような気がする。
ネコミミやイヌミミはゲームに登場する可愛らしさの象徴であったが、逆に悲劇を象徴するものであったのは面白くもあり、残酷だなと思った。
この作品は、後日談を同人誌で書かれたので、異例なものだと思う。それだけ、後日談が気になるという声も多かったのではないかなと思った。
まだ読んでいないが踏みしめて読んでいきたいなと思う。

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