今回で終了。
前開の逮捕Endでは、発狂した晋二は自分の愚かさ、浅墓さ、過ちに気付いて加害者として生きていくうえでの葛藤が描かれた。
最初からスタートで行きます。
台風が近づいてきており、そこから、傘を差しだして、油断したところで彼女を昏睡させて連れ込むのが今までお伝えしてきた話だが、今回は選択肢
……ちょっと待てよ……?
が登場した。
か、傘を…!
と彼は言ったが台風で聞こえない。
そのまま走って祖父の家まで逃げ帰った。
部屋の中で一人立ち尽くす俺は、惨めな敗者そのものだった。濡れた「上着を着たまま、計画ノートを持ち出して、無言で引き裂いた。細かく千切って、シンクで燃やした。
とあり、相当神経衰弱しているものだと思われる。
結局亡くなった祖父のコネを使いつつ地元で就職をしていくことになるが、やはりもうそこには「抜け殻」となった晋二の姿があった。対して、美月は夢をかなえてバイオリニストになった。
夢の経過を告げる同窓会

あれ(コラ画像を作っていたがある時、女子更衣室に忍び込んだこと)を見られていたわけじゃなかったんだな。光の側に立った白井の方から、影になった俺の姿は見えなかったんだな。俺の勘違いだったんだな。自意識過剰なだけだったんだな。
びっくりするほどの美人がそこにはいて、しかも、傘のことを覚えてくれていた。
同窓会なんて、呼ばれたことなんてあったかなぁ……。
まぁ良いのです。
白井はこんな人間だったのか。過去の自分は、白井のことを何も知らない。会話さえせずに、ただ妄想だけを膨らませていた。
なんだろう。
この言葉。
これじゃ、中学、高校そして大学のときの私とそっくりじゃないか……。
気になっている人や仮に好きになった人に妄想を滾らせて、挙措に少しでも妄想と違う部分があれば、げんなりと萎えるんだわな。
そして、またあとから後悔するパターンのやつだ、これ。
甘酸っぱい青春。だが、それには危険がつきまとうもの。
詳しい感想はまた後日。

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