珠璃亜からもらったDVDを手に数学を問いていた照。
そのとき、照が所持しているスマホに珠璃亜と真魚から電話が来ていた。
まるでその数学を問いているのを見越して、珠璃亜は接近してくる。
もしかしてこれが珠璃亜ルートなのだろうか。
DVDと同じ衣装（水着）を着てきた珠璃亜は、秋葉原にある撮影スタジオで照とヤりまくる。
にしても、なぜ撮影スタジオなのか。この行為をDVD販売をしようという算段か。
調べてみたら結構あんじゃん。
オタクの町というが、あらゆるニーズにこたえるのが仕事という意味合いからね、当然だわ（今回のようなスケベな意味ではないｗ）。
子どもの頃の照は男子からも女子からもモテていて、今よりずっと逞しい男の子だった。
そんな時に待ち受けるいじめっ子としての烙印。
過去の鎖が今の照を作り上げているのだとすれば、それはとても空しいこと。
因果応報とも思えるのだが、それはさておき。
だが因果応報と簡単に言い切ってしまえばそれまでだが、照にはうまく書けないが事情がある気がする。
サイコパスッていうか、ダークトライアドのように変わってしまった照。
人を欺く行為はいただけない気のするが、人を心から信じないという決断を選んだからこその今の状況。
成り行きに身を任せ、心に浮かんでくる言葉を綺麗なみんなから好かれるような薄っぺらい言葉を並び立てる。
綱渡りのような嘘で満ち溢れた毎日で気が変になりそう、と漏らした照だったが、そのつまらない日々が猫の虐待動画を見て、心が変わったようであった。
また真魚の逝去も関係があるらしい。
猫殺しが犯人だという。
そしてこの事実を知った照は、自分が犯罪者になる覚悟はできているので犯人を捕まえてほしい、と瑛太先輩に懇願するのだった。
真魚のことを照は
口うるさい、お母さんみたいな人
だと思っているのかなと感じた。
自分の行動や考えを指摘してくれる有難い人が真魚。
少々、善意の押し付けが強いが、言っていることはまともなんだよなぁ……。
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