もうすでに玲矢と音羽の間には他者へ侵入を拒む拒絶感なるもの感じた。
ただずっと事の成り行きを眺めている他はない。
他のキャラの攻略では正直、レイプなのだが、この音羽と玲矢のシナリオだけは男女間での愛の密が迸る。
したけりゃする、したくなけりゃしない、ということをした。
まるで音羽の感情を思ってのことなのか、或いは、玲矢が音羽を痴女みたいにするつもりなのか。
今のところはだけども。
雪斗は結局、恋していた彼女を諦めることになった。
それは必然か、それとも偶然か。
音羽と玲矢が性交する様は、まるで中学生の頃に、好きだった女子生徒が男子生徒と接吻をしているところを見てしまった私のような気がしてくる。
空虚に押しつぶされそうになりながら迎えた翌日の帰宅できる朝。
しかし、廊下を歩いていても誰一人としていなかった。
は?
それどころか、真岡、哀沢鈴香、鷹峰、アニスと英二が殺されてしまった。
邪魔な奴や音羽以外の人物は悉く殺してしまおう、というのが玲矢の目的だったな、そういえば。
館内を見て回るうちに、玲矢の部屋で驚きの光景を目にする。
眼が怖い、と思うのは私だけでしょうか。
雪斗以外の全員を殺害した理由とは、私が考えてみたが、雪斗の犯行にするための証言を玲矢、その魅力に取りつかれた音羽、自分を決して裏切ることは無いナイジェルとほのかだけにすることだと思った。
そして最後には、このゲームは俺の勝ちだ。雪斗。
と言って幕を閉じた。
雪斗は犯人扱いされてしまうというなかなかの鬱展開。
