学年一位を気取っており、周囲を下に見る傾向にある愛内周太は、北牧学園に通う高校生だ。「気取っており」と書いたのは確かに彼の試験は優秀。だが彼は学園にもほとんど来ないのにも拘らず試験の点数で有村ロミに負けてしまい、意気消沈してしまう。
ここはプライドを見せて、意地にでもなって頑張る気概を見せてほしいところではあるが、どうやら彼には少々厄介な事情があるらしい……。
その厄介な事情を抱えた周太は医者で叔父の元に頼もうとするが、結局行き詰ってしまう。たぶん、難治性疾病の類だろう。そのような経験があると他に良い方法があるよと言われても、騙す気があるに違いないというように自分を縛り付けていくというのも頷ける。原因不明の病によって人格形成に大きく影響を与えられ、今のようなひねくれた性格になった。
有村ロミ

科学特捜部を創設するように周太に依頼してきた張本人。
しかし、ただ部員を集めるのでは華がない。そこで考え出したのが、多様な仲間を揃えるべく2つの条件が課された。
- 成績最下位の人を選ぶこと
- 一目惚れした人を選ぶこと
周太を含めて5人集めないといけない。仲間や友人がいれば容易く事は運びそうではあるのだがなんせ友人もいないし、頼れる人も学園内には一人もいない様子。おまけに一目惚れした女性を部活に誘うのを体験したことがないので難しいのではないかと感じた。
また、必死に何かに打ち込んでいく様や、人とコミュニケーションを取っていくことで病気の発作は抑えられていたようである。これで糸口が見えたら良いのだが……。
アインシュタインはロボットであり、物理学を修めた舌を出しているおじさんではない。このロボットが後に佳純と仲良くなれる口実になった。
比村茜は有村ロミと同一人物なのか?いつしか年も過ぎ、いつか別々になった2人のことは触れられていなかった(序章では)。
もしかすると、ロミは茜を模倣して作られたロボットであり、ロミが瞬く間に成績を伸ばしたり、科学雑誌にも取り上げられたりしたのは、偏に周太の病気を治すための手段として何者かに使役されたからなのではないだろうか?
坂下 唯々菜

周太が科学特捜部に勧誘する少女。
周太いわくこれという特徴がないのが特徴。
性格は素朴で控えめ。空気を読まない周太に振り回される。
吹奏楽部に所属している。
ラーメンの食べ歩きが趣味。
新田 忍
マンションの一階で洋食屋を経営している。
また、隣の部屋に住んでいる。
1人暮らしの周太を気に掛けてくれるが、周太は疎ましく思っている。
北牧学園に隣接する北牧大学に籍を置いているが、休学中。
脇が甘い。
西野 佳純
ボクシング部唯一の部員であり、大学のクラブにまじってトレーニングに明け暮れている。
ある事情により科学特捜部に勧誘することとなる。
周太とは正反対の、快活で社交的な少女。
理屈屋な周太を当初心良くは思わない。
勉強は苦手。食べるの大好き。好物は牛丼。
片桐 猛
猛(もう)は一応女の子であるが、ボーイッシュな髪形であり、非常にさばさばしている。
自称、空気の読めない周太よりも酷かった印象。天然っぽい。

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