ATTO QUARTO SCENA12
信じていた仲間に裏切られ胸が張り裂けそうになる拓馬。
民衆が声を張り上げ反撃を企てるのもまたこれはこれで正しい気がする。
人間は焼いたら良い香りがするのかな、とか考える拓馬。
馥郁(ふくいく)がするという言葉を知ったのは、「沙耶の唄」だったか。
そんな中でも、アハアッハ、と含み笑いを浮かべてみるあたり、彼はソシオパスの雰囲気を持つと思った。
妄想が孤独を呼び、その孤独がもっと妄想を引き起こす。
悪のスパイラルってことか。
というか、このメンバーの真っ黒になっている描写は一体何なの?
もうおわるってことなんか。
まさか、地震が来て鍬形が瓦礫で埋もれて死ぬんじゃないのかな。
鍬形、死亡かな…?
