今回で、綾√Bad Endの回収が完了する。
してしまう。
まなみが突如消えてしまったという話を綾から聞き、病院が怪しいと踏んだ真木は、居ても立っても居られずに、病院に向かう。
だが、やはりが敷居が高い。
しかも先に、調べておいた勤務表によれば、美佳という看護師は毎日受付をしているようだったし、8階の特別看護室に行くことができる数少ない看護師ということもあり、ますます怪しいと感じる真木。
まなみを探すときに、綾も同行する、と言うので、綾と共にまなみを捜しに行く彼。
なんとか綾を使節に送ることで、美佳を持ち場の受付から外すことに成功したので、地下に行ってみると…

手術室があった。
どことなくビデオと雰囲気が似ている……。
なぜこういう施設が病院にあるのだろう。
戦争の時期に遭った防空壕のようだな、と感じたし、ここで、あの前頭葉を眼窩から切除するというロボトミー手術を施していたのか。また、真木の父母や氷室が創立したとされる、あの脳科学センターとは一体なんであるのか。

綾は、またどこかに行ってしまった。
美佳がやったとしか思えなくなってきた。
彼女は、日暮れ時に8階に向かい、そこにつくと、特別治療室に向かい、大きな籠を押して歩いてくる。
大量のビデオテープとともに、綾が窮屈そうな箱に押し込められるようにそこにいた。
犯人は、美佳なのかと思った。だが、次に届いたビデオテープの内容から犯人ではなく、蜥蜴の尻尾かと思った。

皮膚ってしなやかで伸びるんだよなぁ……。
美佳さん……。
上手くやらないとこうなってしまうのか。上手く利用されてしまい、どっちみち殺される運命だったのか。
しかも犯人は見つからず、捜査は打ち切られてしまった。
綾と取引しませんか?綾をこちらに渡してくだされば、まなみはそちらに渡します
それを受け入れたとして、どこに渡せばよいのか、本当に手は出さないのか、敵側の人間で包囲網を張り、真木もろともに捕らえるつもりじゃないのか、という疑念が湧いて、手を出せないでいる真木。
そうこうしているうちに、まなみは……人間じゃないかのような粉々に切り刻まれる方法で亡くなった……。
そして、綾は、かけがえのない妹が何者かに殺されてしまったという現実を忘れ、真木と何年も前から同居しているのだという妄想の世界に手て、生きていくという結末を迎えた。
釈然としないエンドでしたね。
