オープニングではなんだかコードギアスと似ている。
天が堕ちて、堕天使が人間界に来たことにより、人間と堕天使の相容れられない存在と織りなす物語かな。
テーマ曲:stigma
プレイ時間:13時間
攻略順:真雪⇒凜⇒美奈穂
感想:やや凌辱系のエロゲ。
生かさず殺さずとじわじわ犯していくさまが良いと感じた。
猛り狂っているペニスを鎮めるために手練手管を持ち出す。
さすがだなと思ったが、最後まで抵抗を続ける意志の強い使徒がいなかったのが残念だ。
前回の「凛辱の城 傀儡の王」のロゼットやバルザードは眠らなくても動ける身体を手に入れたのに対し、本作では眠らなくてはならないみたい。
メフィストのインスタントラーメンにかける思いはどこからくるんだろうw
出前一番(出前一丁)をこよなく愛し、下手にトッピングを施そうものなら烈火のごとく怒り散らす。
ラーメンが好きなら二郎系に連れて行けばよいのに。
あとは、クラスメイトが戦いに巻き込まれ、姿を見せなかったのにも拘らず、何もなかったように流霞に話しかけてきたのには驚いた。
何があったんだろう?とかそんなことは気にする素振りすら見せないで日常生活を送っている。
ストーリー
ストーリー
一条流霞(いちじょう・るか)は繰り返される日常に辟易していた。
表向きはさわやかで優等生な好青年を演じ、でもその裏では『自分の手で世界を変えたい』という野心を持って、その目的のために日々を生きていた。
そんな流霞の前に、「ひとつだけ願いを叶えてやろう」とそそのかす、文字通りの小悪魔が現れる。
彼女の名は「メフィスト」。
地獄の大公とも呼ばれ、強大な力を誇っていた彼女だが、今はその力の大半を敵の「教皇庁」に奪われているのだと言う。
その力を取り戻すことを条件に、流霞とメフィストは契約を結んだ。
一方そのころ、教皇庁はメフィストを完全に消滅させんが為、7人の刺客を差し向けていた。
東京の夜を舞台に、
ルカとメフィストの融合した魔人――ナイトメア――と、教皇庁の戦いが始まる。
登場人物
登場人物
▼メフィスト CV:春日アン
【地獄の大公】
身長:151cm
B:65 / W:45 / H:65
“天上天下唯我独尊”を地で行くタイプ。
かなりの力を持つ悪魔さま(自称)
でもその言動には威厳も品性も無く、ただの我侭で粗暴な女の子にしか見えない。
周囲の人間には、流霞の親戚として通している。
出前一番(インスタントラーメン)を愛し、並々ならぬ情熱を注いでいる。
▼桜井 凛 (さくらい りん) CV:榎津まお
身長:162cm
B:84 / W:51 / H:80
流霞とは中学時代からの知り合いのクラスメイト。
人付き合いが良く、男女関係無く交友の幅が広い。
行動的でカリスマ性がある。
が、流霞に対しては何故か素っ気無い態度をとる。
▼来栖 美奈穂 (くるす みなほ) CV:ヒマリ
身長:170cm
B:108 / W:59 / H:90
流霞の一つ上の先輩。
美人で人当たりも良く、まさに男子の理想の女性像。
少しのんびりしているところがあり、鈍い面もあるが、そこもまた男子からの受けがいい。
生徒会会長で、流霞とも顔見知りで仲が良い。
でも実は結構腹黒い性格。
▼宮瀬 真雪 (みやせ まゆき) CV:青葉りんご
身長:149cm
B:60 / W:45 / H:62
流霞の一つ下の後輩。
外見は年齢よりも少し幼く見える。
人懐っこい性格で、男女共に交友関係は広い。
ただ相手からすると、”友人”というよりは、”可愛がる”という愛玩ペット的な感じに近い。
中でも流霞には特に懐き、「お兄ちゃん」と言って纏わりついてくる。
▼ルシール CV:御苑生メイ
【使徒1/闇照らす希望 (ホープ・オブ・ライト)】
身長:160cm
B61 / W:50 / H:64
ヘビの化身。
ナルシストで、気位が高く、何事においても自分を一番だと思っている。
世の中の全ての事象が、自分を輝かせるためにあってこそだと思っている。
▼マティルダ CV:高井戸雫
【使徒2/邪悪砕く剛毅 (フォティチュード・オブ・エビルバスター)】
身長:173cm
B:120 / W:66 / H:96
サイの化身。
自信過剰で単純、そして自己中。
何でも自分の思い通りに行かないと気が済まない性格。
▼レジーナ CV:杉原茉莉
【使徒3/裁き下す正義 (ジャスティス・オブ・ジャッジメント)】
身長:171cm
B:99 / W:59 / H:92
ライオンの化身。
さっぱりした性格で、姉御肌でもある。
純粋に戦いを楽しんでいる。向上心も強く、前向きな性格。
▼ウルスラ CV:東かりん
【使徒4/満たされし節制 (テンバランス・オブ・サティスファイ)】
身長:176cm
B:117 / W:62 / H:94
クマの化身。
いつもボーっとしていて、何を考えているのか良く分からない。
戦闘時もそんな感じなのだが、身体が本能で戦っている。
いつも眠たそうで、実際に寝るのが好き。
▼キャロル CV:野宮香央里
【使徒5/祝福されし慈愛 (ラブ・オブ・ブレス)】
身長:173cm
B:81 / W:50 / H:80
キツネの化身。
常にクールで頭も切れて、戦闘能力も申し分ないという、戦いのプロフェッショナル。
猪突猛進タイプが多い敵の中では、彼女は策で戦う流霞にとって相性最悪の相手になる。
性格は”凛々しいお姉さん”のような感じ。
流霞が弄してくる策を愉しむ面すらあり、流霞を子供扱いのように余裕を見せる。
▼フェイス CV:花南
【使徒6/永久なる信仰 (フェイス・オブ・エタニティ)】
身長:148cm
B:61 / W:44 / H:62
ユニコーンの化身。
人とはちょっとズレた言動をする、電波的なキャラ。
ときに予測不可能な行動をするので、策を仕掛ける流霞としては動きを読み辛い。
▼ソフィア CV:このは
【使徒7/深遠なる思慮 (ブルーデンス・オブ・プロファウンド)】
身長:165cm
B:90 / W:54 / H:84
ヤギの化身。
無口系なキャラ。
感情もあまり表情に表さない。
喋ったとしても、声量が小さい。
ただし動きや頭の回転が鈍いわけではなく、戦闘能力はさすがに高い。
あまり身を晒さず、影に潜んで敵を討つのを得意とする。
▼マリア=カルディナール CV:鈴音華月
【枢機卿】
3人の退魔術師と7人の使徒を統べる枢機卿。
理想を信じ神に従う「聖女」であり、教皇庁が認める「生きた奇跡」。
世界中に多数の信奉者を擁するが、本人にその自覚はあまりない。
復活したメフィストの再封印と救済のため、使徒を東京へと遣わす。
自らの持つ奇跡の力を維持するため、純潔を守り続けている。
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序盤
次の制作発表会でアニメ部長と野球部員のやりとりを聞くとお金が必要とのこと。
一部始終を聞いていたので咄嗟に学校の裏の口座を用いることで事なきを得た。
実際、金さえあれば呉越同舟みたく、すぐに仲直りするのには驚きを隠せなかった。
その手段については流霞の不正取引疑惑が浮上した。
一条 流霞は表面上では優秀だが、退屈な日常を変えたいと願っていた。
裕福な家に生まれ、何不自由なく過ごした。
だが、家族は逝去してしまったことにより、彼の心は虚無になってしまった。
自分には身分不相応の金銭を手に入れた彼は、金銭で物を言わせる行為によって、退屈な日常を変えるために行動していったのだろう。

メフィストもやや退屈に感じていたようで、敵(?)のルシールとまみえた戦いで、彼女と彼は呉越同舟に闘うことを決断する。そして誕生したのが「ナイトメア」というわけだ。
ローマの教皇庁の信徒たち V.S メフィストの図式が成り立つ。
教皇庁の使徒たちは魔力を極限まで吸い尽くされると、魔力の欠乏により消えてなくなってしまうのだそう。
「奴らの血も肉も、おっぱいもマンコもすべては魔力によって形作られたものだからな」
ローマ教皇の力は絶大みたいで、メフィストを葬り去るために使徒という魔力の使い手を駆使する。
自分たちは手を汚さずに信者に良い顔をするが、その実態はその下の組織が水面下で戦っているのだと思った。
流霞の退屈な日常を終わらせたいという思いが実現しようとしていた。
真雪End
同じ学園に通っていた幼気な少女を犯す。
仮に自身を「おにいちゃん」と慕ってくれていたとしても。
なんだか、幼く、拙い手段に胸が痛んできた。自分が信じる正義を幼いながらも理解している。
凌辱の末に自分が信じていた枢機卿への不信感を煽り、流霞側になるように支配していく。
信仰に救いはない。神の愛など幻想でしかないとの思いで迎えた枢機卿との戦いのなかで、かつては彼女の元で敬虔な信徒だった家族のことを話題に出されたようだが、実際には彼女の声は彼には届くはずもなく、一層彼の「神の愛なんて幻想にすぎない」という思いに拍車をかける展開となった。
凜End
反教皇庁のテロに巻き込まれ、流霞の家族は亡くなった。
反教皇派がテロを蜂起するというのを両親や流霞自身も知っていた。だが、その日はその場所でボランティア活動が行われており、ボランティア活動が行われている地域は安全だという教皇の主張する戯言を信用してしまったがために、流奈や両親は帰らぬ人になった。
神、関係なかった。
神との戦いというよりは神の力を利用した枢機卿との戦いか。

完全な力取り戻したメフィストにとって流霞はもはや弊害を生むことになりかねない存在なのだ。
流霞は凜にそそのかされており、結託をして徒労を組むと思い込んでいたからであり、疑わしきは罰せよを彷彿とさせる。
『Dr. STONE』みたく、メフィストは、凜が石化する魔法をかけた。

「…流霞、好きよ……大好きっ!」
「愛し……」
と言いつつ、完全に石化していくシーンが胸が張り裂けんばかりの思いがした。おそらく彼女の心には、流霞に対するゆるぎない思いがあるのだろう。
だが、この魔法を酷使したことでメフィストは動けなくなり、ついに意識が無くなってしまった。
何もすることがない空白のとき、果たして本当にこんな枢機卿に追われる日々を求めていたのか?とかを考えていたようだったが、メフィストの意識が戻り動けるようになり、メフィストに
メフィストの成し遂げたいことは成せたが、流霞の願いも叶えてもらわないと同一の立場でないのではないか?流霞の願いはメフィストの持っている力をすべて使うことで、凛の石化を解け
という願いを念じたことでこの舞台が終結。
ようするに、メフィストが石化の魔法を凛にかけ、それを再び元の人間の状態に戻すことでメフィストは、BadEndのところに行った。
結局、何気ない日常が一番幸福なことなんだよな。
たっぷり寝て、本を読んだり、散歩、コーヒーを飲む。もうそれだけでいいのではないか。
美奈穂End
使徒として流霞に囚われの身になったが、あっけらかんとしていた。
それはもうすでに美奈穂とメフィストが結託しているのではないか。
事実、あまりにもすんなりナイトメアが流霞である事実を受け入れたことに驚いた。

最後には記憶を消されて、何気ない日常の中にふと記憶の片隅ではっきりとは思い出せないが、記憶の中で思い出しそうで疼いている……という余韻が残るEndだった。


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