心音の虐めているという生徒は優等生で、母親はPTAの会長。父親は社会的に優位な人物らしい。
そんな彼女(湯沢 舞子)に話を聞くと意外なことに関与は認め、不承不承の様子でその場を後にした。
これ、尾を引いてくるんじゃないのか…?
そんな多忙な日々を送っている中で思い起こされる記憶。
2か月前に遡る。

瑛もクラブの一員なのか。
うすうす気づいていたけれどもね……。
完璧な人間などそうそういない。裏で何をしているのかも分からない。私や瑛さんみたいにという言葉はそういう意味か。
ストレスのはけ口として通う紗英子の過去とは何なのか。
香水の匂いが鼻につく。体が動かなくなるような薬とは何だろうか。
強姦された美桜みたいに、彼女は救いを心から求めていたわけじゃない。
一種の出来心というか、心に浮かんでくる満たされない想いをどこかにぶつけたかっただけである。
恐らく、瑛と会った時から狙いを澄まし、洗脳工作は行われていたのだ。
瑛と先生は結託していたのであろうか。
気高いが満たされない想いを抱いている生徒がいるのですが……
と秘密裏に作戦でもねったのであろうか。いかにも真面目で生徒会長を務める彼女が入っているクラブだということで信用されやすくなるという利点もあるからではないか。
ついでにこの時に、すべてをさらけ出してしまったようで、後に残るのは、虚無感と処女を好きでもない中年男性に差し出してしまった後悔と怒りである。

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