遂にこのゲームが終わる時が来ました。
合歓を叶の元からの奪還を目指していくことになるのでしょう…
合歓はあのままでは、叶の、裏で席巻している生命科学研究付属病院の奴隷と化することになるため、その陰謀に抗うことはできるのか。
不老不死を目指し、その果てに楽園プロジェクトを、自殺未遂に終わった少女を介抱するうちに思いついた。ということなんだけれども、その子の親はどうしたのとかそういうことは言わない約束で。多分、その子の親も何らかの理由で鬼籍に入るべきことになったんだろう……

行けないよ、合歓
を選択。

現実の世界に戻ろう。
こんなまがい物ではなく、本当の世界で生きていくことを選んだ。その意志が果たして今の合歓には届くのか。
ここに居れば、何度でもやり直せる、脆弱な意思とは無関係に過ごせる、と合歓は言った。行きたくない、みたくない。そんな現実から目を背向けたくなる気持ちは分かる。

ん~。…
偽りの世界で生きていたいかって言うことなんだよな…
正直、私が生きている世界でも死んだら若しかしたら、今までの人生は暇潰しのために存在していると悟るのかもしれない。
幼い合歓も出てきて
私と一緒に楽園に」
といった。
誰も傷つけることなく、ただ幸せが満ちた世界。
だが、そんな幸せも儚く散ってしまう。幸せが長く続いてしまえば、その幸せな状態が感謝すべきものから、当然なものに変貌してしまうからである。
合歓「絶望だらけの醜い現実。醜い…でもそれは私も同じ。でもいいの。もういいの。全部忘れられるから」
こんな醜い世界か、そりゃそうだよね、、、好きな人から憎まれて、欲しい者は全て没収されてしまう。そりゃ現実から逃避もしたくなるわな
…
合歓「楽園に行けば、いくらでもやり直せるのに、いくらでも喪ったものを取り戻せるのに…」
どうして、俺を救おうとしたんだ?の問いかけに詰まってしまう。
目覚めた先の人生が赤の他人の人生で、全てが操られた人生だとしても。
葵菜月先生は敵側の雇われ役員だったみたいだな。
先生というのもおかしいけれど、、、

白夜さん……
半人間半代替マシンと化した身体だが、ちゃんと意思はあるようだ。
あなたは勝者。
精一杯足掻いてやろう。
いつか君がしてくれたように。

ENDING
え!?
でもまだ合歓は救えていないんじゃ…。
エピローグがあった。
恵輔はフリータとして生計を立てていた。
行方不明の中には合歓と白夜の名前が記載されていた。
合歓は施設から連れ出された
行方不明の中には合歓と白夜の名前が記載されていた。
合歓は施設から連れ出された
合歓はあの施設から連れ出された?

そして今、叶は、合歓を連れて脱走。結果としてどちらからも追われる身となった。
叶の傭兵をやめた葵菜月は、恵輔と合歓と叶を見つけるために、新たに傭兵として雇い雇われの関係になった。
月日は3年余りが経過していた。

叶さんも合歓を救いたかったと思いたい。
実は、叶は最後の最後でしくじり、死亡してしまった。
しくじったのか、それとも、最後まで悪役を「演じ切る」ことができずに良心の呵責に苛まれていたのか。
僕は後者に賭けたい。
実は、叶は最後の最後でしくじり、死亡してしまった。
しくじったのか、それとも、最後まで悪役を「演じ切る」ことができずに良心の呵責に苛まれていたのか。
僕は後者に賭けたい。


ここで、再会するのか。
結局、白夜さんはどのルートでも救われなかったね。
だが、強制的にいるようにされているのではなくて、自分の意思でこの研究施設に残ると言っていたので、まだ救いはあるのかなと思ってみたり。
- 蒔羽梨香は、行方不明
- 葵 菜月は、傭兵として恵輔の雇い主兼雇われる身分
- 白夜凛音は、行方不明(施設内で死去か?)
- 真中合歓は、記憶を消された状態で恵輔に救われる。
- 帆刈 叶は、腸を引き擦りつつ死亡
という、なんとも後残りのあるゲーム。
感想は後日。
やり甲斐のあるゲームであり、長い映画を観たような、そんな余韻が残るエロゲーであった。
