
■ストーリー
「吸血鬼は……全て排除する……」満月の夜、二人の吸血鬼が千咲楽の町を訪れた。
少女達の名は、園原由奈と七瀬静羽。一方、時を同じくしてハンター・榊優衣架も町に足を踏み入れた。二人の吸血鬼と一人のハンター。
彼女達の運命を大きく変える一夜の物語が、今、静かに幕を開ける……。
「吸血鬼は……全て排除する……」満月の夜、二人の吸血鬼が千咲楽の町を訪れた。
少女達の名は、園原由奈と七瀬静羽。一方、時を同じくしてハンター・榊優衣架も町に足を踏み入れた。二人の吸血鬼と一人のハンター。
彼女達の運命を大きく変える一夜の物語が、今、静かに幕を開ける……。
園原 由奈

交通事故で瀕死状態となった由奈は、静羽に吸血鬼化させられることで、命を救われるが、それと同時にハンターに追われることになる。
このことで、死んだ方がましなのではないか?という描写が多々見受けられたが、己の運命だから甘受しようと考えたのか、或いはこんな身体にした静羽のせいだと呪っていくのか。
個人的に前者であってほしい。
七瀬 静羽

元々、吸血鬼だったのは由奈ではなく静羽だった。彼女は、人間を吸血するのは由奈が特異中の特異だったらしく、吸血衝動が高まる満月の夜には一人でどこかに行ってしまうらしい……。
由奈が殺されると急に激昂し、誰彼問わずに突進するほど由奈のことを愛してる。
榊 優衣架

協会に出向くように言われたハンターであり、なかなかの美貌を誇る。そういうゲームじゃないが、もっと笑えばいいのに。
彼女がどんな顔で笑うのか、見てみたい。
もし私が手下だったら、アリスに身体を拘束させて動けなくし、羽根でくすぐってみたいな……。
アリス
巨躯の身体の持ち主。
その身体を扱うことで、数々の吸血鬼を死に至らしめたのは明白であろう。巨躯で由奈と静羽はおろか、優衣架も拘束し虐め抜くこともある。
グレーテル
「へのへのもへじ」を模した仮面をかぶっている。この人物だけは人間のような風貌を保っていることにより、過去に何らかの経緯でハンターとして育てられたのだろうか。
優衣架と1つになることが目的であり、彼女を崇敬する。崇敬するあまり、彼女への愛情が変な方向に向くこともある。
ラプンチェル
奇妙な触手を扱うことで、優衣架や由奈、静羽を窮地に陥れる。戦えたらそれでよしと考えている日和見主義的なタイプで、一番信念が欠けている節のあるキャラクターだが、個人的になんとなく憎めない。3体いる敵キャラクターの中で抜きんでて変わった風貌をしている。
感想
1つ1つのEndが濃密なつながりがあるわけではなく、謎が解決できない部分もあった(End⑤)が全体的には良かった。
声優さんの演技にも聞き惚れたし、何より、百合百合な関係がとても良かった。
最後の結末、2人は約束の場所にて再開し、街から街に「旅」を続けることになるのだろう。
死にたくても死ねないという呻吟を感じざるを得ない数々のルートEndに、現代の死への恐怖から逃れようとするばかりに、スパゲッティー症候群に陥ってしまう人も中にはおられるのではないかと感じた。
散りぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ細川ガラシャ
を彷彿とさせる。
やはり、人は永遠ではなく、いつか朽ち堕ちていくもの。
それを知った時に、人はどうするのかで決まってくるのではないだろうか。

