- このまま耐え続ける
- 抵抗する
の
このまま耐え続ける
を選択。
受け入れるということは我慢することなのか。「私は違う」という意思表示すら許されないというのは隷属であり、受け入れるとは違う気がするのだが。
だが、こうなることを選んだのも真奈美自身。
結局はされるがままの生活が始まるかのように思えたのだが、歪な相思相愛の形が出来上がっているのだった。
縫合することによって処女膜を再形成し、さらにまた破るという痛々しい行為をする愛美。
彼女の胸の内にはおそらく純粋に愉しみたいという欲望しかないのかもしれなかった。
イったのか、それとも逝きそうなのか。
手足よっ！手足が無くなれば、私がしてあげられることが増えるじゃないっ！
いやー。さすがにそれはないわ。
それはもはや人間を人間としてみていない非人道的なものとしか見ていない気がする……。
達磨ってそういうことなのか。
まどマギで杏子がさやかに対して言った
アイツの手足を潰してアンタ無しでは生きられなくすればいい
をそのまま使用したんだろうな……。
真奈美の容態が問題なのに、先に自分の力量に酔い痴れる愛美であった。
結局生きていて最後のシーンでは一緒に死ぬことを切望していくのでした。
これが所謂婉曲した愛の形なのだろう。
歪だが不思議とグロさを感じさせないと思ったのは私だけなのだろうか。