
阻止しない、を選択する。

案の定、薬で眠らされたようで、このまま、昏睡レイプとなるのか。
おっ大丈夫か大丈夫か。

1周目のときと打って変わって、英二の態度も、自分に秘めた破壊衝動と自分の欲望を満たすだけなら疚しい感情も厭わない性格でさえ露呈している。もちろん、雪斗も。
「あんな手の込んだこと」
とはいったい何なのだろうか。

レイプされかかっている女の子1人も碌に救えない。いや、救おうとさえしなかったし、何よりその光景を見て昂奮を覚えたのもまた事実。

お前は、ジャイアンか!w
媚薬を打たれ、すっかり英二の「私物」となった音羽。
もはや、私物となった音羽を犯されるのを目の当たりにしても自己嫌悪にはならず、性欲と支配欲のみが渦巻いていた。
マインドコントロール……。
今、それを感じた。
玲矢がほのかさんを牝豚のように家畜同然の行為を繰り返し、今の殺人鬼「ほのか」が誕生したのと同じことを英二はしている。
純粋に『面白いものを見られた』という感想しかわかない。
体のほうは血が滾ったような興奮を覚えていて、両手か小刻
みに震えていた。(雪斗」
「ふふっ …… 」裕明は僕が変わったと言っていたが、きっとそれは間違いだ。
きっとこれが僕の本性で、やっと自分を取り房すことがき
たんだ。何故だかわからないが、核心をもってそう思うミとができた。
本性……ね……。

腐果の嬬獄でも見たわ……。
中田氏はダメです。子供ができちゃいますから、と言う音羽に、もう一度立場ってのを分からせる必要がある、と言い、この仕打ち。
拷問されるか、性交をするか。
ソレを問われた時、大体の人は後者を選ぶのだろう。
それが嫌な相手であっても。
そして、覗きを止められない雪斗は、音羽や自身のことを堕ちた、と思う。
玲矢と英二の関係とは一体…。
これはゲームと言うのは1周目で分かったんだが、玲矢と英二とは。
てっきり、玲矢と雪斗かと思ってしまった。
道路の復旧作業が終わった。
失敗した。本当はもっとうまくやれていたはずなんだ、と言い張る玲矢に聞いていた、鈴香、祐明と雪斗は、呆然と違和感を踏みしめながら見つめているだけであった。

パイズリ。
結局、弁護士になるという夢を諦め、雪斗は、大手企業の内定をもらえることになったのだが、そんなとき、雪斗に
英二の声がかかる……
伊能家との繋がり。
実力だけが己をのし上げてくれる世の中になって、雪斗は何を思う?
多分、伊能家は失墜してしまい、今までの伊能家と英二を筆頭にした代々からつとぁるやくざの組織との座が入れ替わったのではないか。

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