for elise ~エリーゼのために~ (大いにネタバレ有)

craftworkエロゲ各ゲーム感想一覧
18禁のため、成人済みでない人は、成人してから見てください。
と書いておかないと。ね?

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せっかく攻略したので、感想みたいなものを。
会社の人たち、余裕がなさすぎていて自分の事のみを考えているのかなと思った。
全体を通じてこのゲームは、暗いゲームであり、主人公の日置は、向上心もなければ、仕事を続けようとする気概も感じられない、まるで私のような人だなと思った。
さすがに仕事中にビデオ屋に言ったきり、そのまま帰宅するようなことは無い、と思う。
社会人になる直前、一体、私は、どこに行こうとするのか。

日置をはじめ、会社の人

先ず主人公から
主人公は日置という男性会社員24歳。24歳にしてまだ童貞ということにコンプレックスとまではいかないが、多分モテないことに拗れている節がある。そして、好きな人はいるけれども諦めからなのか、自分には振り向いてくれる可能性は極めて少ないから黙って見ているだけ、というまるで私を見ている気分になった。
自分の意見はあるにはあるが、それでさえちゃんとした意思表示の形となって言い表すのが難しく、自分の欲求を通すこともできない、典型的ないじめられっ子であった。
後述の通り、日置自身もいじめられた経験があり、中学時代に泉さんからそれを救ってもらったことがある。
そのこともあり、泉さんには感謝の思いとは少し違うが、情けないと日置は思っていると感じた。
性格は、無気力で先ほども書いたように、ずっと仕事を続けていこうとする気力もなければ、サボることだけを考えている、問題児。そして、

性格は悪いがその悪さを覆い隠せる人物だと思った。
だが、本来はそこまで悪い人ではない模様。
越野では姿を消した男児を探す手伝いをしたり、真澄さんの痴話喧嘩にも一部分で関わって割って入ろうとしたりと、善意に満ちていると言えば満ちている人。
だが、心の奥底で何を考えているのかが分からない人とも言える。
痴話喧嘩に割って入るという心理も人の心の隙間に入り、偽善の優しさを与え、その人を蹂躙して支配しようとしているのではないだろうか。
そしてその思いが果たせないと分かるやいなや、強烈な破壊衝動を以って女体を苛め尽くそうとするのではないだろうか。環境も相まって卑屈さに磨きがかかって暴れちゃったかなという印象。
復讐はしたくなるよね、実際。
私も小学生や中学生の頃に女子生徒らによく、消えてください、お願いですから、消えてください、とか言われてしまったこともあった……
「俺をバカにしやがって、こうしてやる」とか、「いいところだったのに邪魔しやがって」の感情を妄想の中で、自分より弱いもの、自分の意思を邪魔した人に対して、烈火の如く怒る人物でもあった。

課長
仕事人であり、一番の常識人であり、まともな人という印象を持った。
今後、日置や八重垣がいなくなってしまい、阿り諂いする、阿諛追従する久保田と会社で一緒に過ごすのであろうか、と考えると辛いな。
本作でも描写があった通り日置自身は、課長自身についてあんまり良いと思ってはいなくて、寧ろ、喋りにくさを交えた居心地の悪さがあった。そのことで、相談ができない報告ができないという所謂、報連相ができなくなってしまったのだと思った。日置が初めて契約を取ったとき、心底、喜んでくれたのは課長だったという描写もあり、本当に救われないのはこの人なんじゃないかという思いが拭い去れなかった。
人の優しも目に見える優しさだけではない。厳しくものを言うけれどもそこには愛情すらもあるということを課長からは学んだのだった。実社会では、その可能性のほどは、半々ぐらいかな。
良い意味で人からの施しを受けたり、外面は良さそうな人なのに、悪い意味で裏切られたこともあった。こうして、人は、雛鳥が卵から出て、成鳥となっていくかのように、成長するのだろう。
住吉
この人は、あんまり登場してこなかったこともあり、あんまり印象に残っていないのが実情。
担当が久保田から日置に変わったことで、彼を蔑む態度を取ってたが、なぜか明くる日には打って変わって、今度は、頑張るようにとのこと。
取引先の人だから、これはこれで良いのかもしれないと思った。日和見主義と似た感覚をこの人からは感じ取ることができた。
久保田
阿り諂う、阿諛追従して自分をへりくだり、自分を卑下して実は、自分の利益のためなら何でもするという、マキャベリズムと似た感情を併せ持つ人物だと思った。
日置の同期入社してきた男性社員。コネ組なのが原因か、日置の反感を買うことに繋がっているが、本人はそれを知ってか知らずか日置に対して、マウントを取ったりと、はたから見れば迷惑な事ばかりをしてくる。好きな人を目の前にした小学生かとツッコミたくなった。BL作品なら確実に彼と日置のイチャイチャシーンが見れることだろう。

八重垣 千歳

同僚でもあり、ヒロイン。
小学生でもわかるくらいのアピールを日置にしているが、最後に思いを告げるまで日置には、まさか自分が好かれているなんて、と思われてしまう。
これも日置の自分なんてどうすることもできないという、自己肯定感の欠如が招いた結果なのだろう。
最後の
モウ……
サミシクナンカナイ……
イツダッテ……
アナタガイテクレルカラ……
ダカラ……
は、肌が粟立つ気分であった。
想いを告げるが、その時にはすでに日置の精神状態は現実と妄想の区別が付きにくい状態になっている節も見受けられたため、相当キツイんだろうなと心中を察する。
ただ、ちょいとメンヘラ?気質なのか、日置が女の子にちやほやされるのを見て、会社を早退したり、機嫌が悪くなった。かと言って、急に気分が上昇したのか、さっきはごめん、と謝るそぶりを見せ、日置の感情を揺さぶり尽くす。
寄りにもよってなぜ、久保田と寝たんだろう。あんなにも嫌っていたはずなのに……
これは、セルフネグレクトとでも言おうか、自己破壊行動とでも言うべきか。とにかく、日置に対して一番取られたくないと思う相手に自分を曝け出す仕打ちをすることで彼女は、彼の反応を見たかったのではないだろうか。
ちょいちょいとキツイこと言ってくるが、根は良い子なのではないか。
それもこれも全部が全部、この会社、若しくはこの時代や社会が生み出した、功罪なのではないか。

飛良 泉

泉、七笑や真澄は、性格が破綻しちゃっている。
この飛良 泉も性格が破綻しているが、昔はそんなことも無かったようではある
万人受けはしないけれども、その場しのぎで一夜限りのどこの馬とも分からない人ともヤりたいという方には打ってつけかなと思った。
顔もそこそこ良いし、一瞬、デレるし。
中学時代、日置を苛めから救ってあげたという部分は評価できる。
本音をずっと隠していた彼が唯一、顔面をひっぱたくという手段であったものの本音で語らうことのできた人物。会話で日置が気の置けない仲、もっと言えば他人行儀な部分が他のキャラクターと違い、あんまり出てこない。唯一とも言えるのではないだろうか。
この唯一というところが哀しい。
人の性格は、環境のため、経済状況のため、その他大勢の理由のために移ろいゆく……ということをこのルートでは感じ取れた。

神渡 真澄

偶然、バスの中で痴漢に遭った彼女を救ってから物語は進んでいく。男性が女性に対しての行為は痴漢だが、女性が男性にする行為ってなんなんだろうね、もしかして痴女か?
性格の悪い女パート2
神渡真澄。
飛良 泉の場合は、苛めの被害に遭っていた日置を救ってくれたり、等身大の自分を曝け出して会話を日置が楽しめる唯一の女性ということもあり、その態度すべてを無下にすることはできないが、この子、神渡 真澄は違っている。2つあるルートのうち、名刺を渡すルートに突入すると現れる。
姉(七笑)に彼氏を寝取られた腹いせに、姉と寝たと想像される日置に対して寝取ってやろうと奔走する。
奔走して最終的にこの人「人間ダンゴムシ」にされてしまったんだが、そのような描写は無く、ただただ文字のみが写っていた。
そして、何より言動の幼さが際立っているかなと思った。
自分はもう大人なんだから、子供とは違い何でもできる、という意思がすごく浮き出てくるような描写もあり、いくら何でも日置をコケにしすぎたなという感覚が出てきたのを否めなかった。
両者の復讐心が入り乱れるとき、そこには最悪の結果のみが現れてくるのかなと思った。

神渡 七笑

性格の悪い女パート3、神渡 七笑。
日置が狂ってきた元凶。
真澄と姉妹関係にあるし、泉と元同居人という立場を持つ女性。
この姉にしてこの妹あり、という具合に姉妹の性格が似すぎ。

越野 華

1番の被害者でもあり、最終的に日置からはレイプされたんだろうな……
他人の善意を信じすぎたために悲惨なことになってしまった、長野上がりの保母さん。
日置がこの子の家に呼ばれたところで、性行為をしようとする狼藉さえしなければ、信頼も置いてくれる最高の女性になっていたはずなんだがな……
華が言ってた、そんなことをするような人とは思いませんでした、という言葉には、純粋に日置に対する信頼から来る言葉であって、日置の言う、性欲が無い人だとでも思ったのか、には少し思い上がりや信頼に対する不信感が現れてきているのではないかと思った。
この主人公、フラグ立ちそうな人に対してはひどいことをして、信用の方がガタ落ちになり、どうでもいい人には、」それっぽいことを言い、フラグが立ってきたかなと思えて来た時に裏切られてしまう。
本人の悪さ、環境の悪さもあり、とても環境の大事さが身に染みて分かった。
神に問う。信頼は罪なりや。

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