≪鬱×狂気×窓11≫ CARNIVAL SCENARIO2 Bad End ≪プレイ日記 #12≫

S.M.Lエロゲ
次はSCENARIO2 ということで、早速していきます。
学の中に創り出したもう1つの人格、武視点か。
学が記憶喪失になる理由は武の登場により人格が入れ替わったためだろう。
認識が歪んでいて、親にひどい事をされていると勝手に学が思い込んでいると思っていたが、親は学校の人は皆、害悪なんだ。
その害悪な人たちに復讐をしてやるというのが武。
害悪な人たちの仕打ちにうんざりしきっており疲弊をしている雰囲気のある学。お人よしに彼らにも一応の人権はあるという信条の元で日々を送っていた学。
武は学の身体を乗っ取る形で「指定席」を獲得し、母親から受けた暴力を暴力で返した。そして、ついに母親を殺害をした。
至極簡単な話、武が理紗とセクロスをして処女じゃないことに裏切ったほかの人と同じだと思い、脇腹を蹴るなどという暴力行為に及んだ。
それを「指定席」に戻った学が、志村詠美は九条理紗に暴力を振るように差し金という曲がった解釈を打ち出す。
 
武は志村詠美の元に向かう。そこでは残虐な行為と性行為が執り行われていた。
積年の恨み、すべては学のためであったりとかどうせ殺してしまったとしても学に擦り付けたらよいという意図が見え隠れする。
警官を犯しきったあと彼は、渡会泉に会い、彼女が警察に通報したわけじゃないという事実を知った。
理紗が処女じゃない理由は、父親に犯されたから。
ここに、なぜ理紗がここまで学に執着するのか。理解できた気がした。
2人の共通する立場は、荒んだ家庭環境にあるのではないかと思う。
他に女を作って出てゆき、留置所に送られた学に対してもそっけないような気もする父親と癇癪を起して子供をまるで物のように扱っている母親に囲まれた学。
父親に犯され続けていた理紗。
理紗には学が藻掻いて足搔いているように見えるが私は停滞していると、理紗は言った。
武はそんな事情があるんだったら、自分が現れてきてしまったからこういう結末になったのだ、と自分の行動の甘さを激しく後悔した。
理紗は裏切ったわけじゃない。
学の言う理紗が武と話していて自分になにか仕掛けてくる(多分殺害か警察に言うんだろう)、と思い込んでいてその妄想から抜け出せずに
武1人に押し付ける形で逃げだしていった(しかし、これは武が欺くために学についた嘘)。
指定席を学に譲った武は、もう疲れただろう?だからゆっくり休みな、と言って政権奪取。
そして、学は最後に理紗に謝っといて、と言い残し学としてでなく武としての人格のみしか無くなってしまった。
武は、謝るようなことはせず、理紗に「武だけは、信用しないほうがいい。こいつはロクなヤツじゃねぇ」という極悪非道な嘘をついた。
一緒についていく、と言った理紗を殴りつけて家を出た。
我が身には唯一つも手元に残りませんでした、みたいな雰囲気で終わった。

タイトルとURLをコピーしました