螺旋回廊 ED8 桧山葉子~第一研究室~

age(ruf/mirage)エロゲ


アオイの後を追っていくと、普段使われることのない西館だった。
西館では予算の目途が立ち次第、改築がされる予定の場所には、すでにカリキュラムも組まれなくなっている。そんなところに行って葵は、ある見物をしていた。
今まで彼女のことをどこか、神々しい人物、それでいて絶対不可侵の女性だと勝手に思っていた佐伯は、彼女も一人の「人間」であることを認識させるような出来事だった。
人間だからこそ好奇心や性欲に惹起されることもあるのだ、との思いは同時に彼女を女として認識させるには充分だったのでしょう。

本格的に動き始めている「EDEN」に今までは閲覧不可能だった画像が「V-STORM」をパソコンにインストールすることで閲覧ができた。

ネット上に転がっているコンテンツを「ダウンロード」して、それを使える状態にする「インストール」が必要となる。そこまで考えてのかとか、それともただの誤植か。何が言いたいのかというと、あらかじめ誰かがパソコンの中にソフトをダウンロードしておき、その後に佐伯がインストールをして、この一連の作業ができたのではないか。いわゆる、誰かがこのPCに無断で入り込んだ。では一体いつ、そういう事になったのであろうか。それは、やはりSKコーポレーションに握られていると考えるのが一番しっくりくる。そして佐伯に見せたいがために、そういう行為に出たと考えると、幼児的な自己顕示欲が溢れ出してくる。
っていうか、プラグインであって、ソフトウェアではないんだ。
Word Pressでもあるわな。
ときを狙ったように「V-Storm」を用意してくるあたり、やはり何かをつかんでいるとしか。


そこには、オナニーに興じる照子の姿があったという。
西棟の教室で行われた饗宴。その姿がゲーム内容とは違い一抹のエロスを感じた。
あらぬことか、彼は葵か葉子どちらかを選べと諭す。
有無を言わせぬその口ぶりには先生を尊敬する気持ちもない。

葉子は「彼」の操り人形のように加担するが、最後にはこうなるということは、ペットとして使われたか、自分の性欲を吐き出すオナホのようなものではないかという気がしてくる。

葵を選んだが、返すとは言っていないという御託を並べられたが、立場が弱くなっている佐伯にはもうどうでもよかったのだ。
従うしかないのだという感情が伝わってきて更に絶望した。

コメント

タイトルとURLをコピーしました