クチャラーって大多数の人は違うとは思うけれども、少数ではあるもののいるにはいる。そこで今回は家庭環境とクチャラーについての私個人的な見解を含めたものではあるが、述べてていきたいと思う。
クチャラー…それは口を開けたまま咀嚼することで生じる一連の聞いたことがある不快なあの音。あの音を吐き出す人のこと。一回は聞いたことがあり、とても不愉快な気分に陥った人も多くいることだろう。そんなクチャラーであるが、元々私自身もそうであったこともあり、親からの躾が十分ではない以上これは人から言われ、自己改善に努めない限り克服することは不可能に近い事なのではないかと思う。なぜならば、その人の家庭環境もっと言えば躾は、遺伝すると考えられるから。ある人Aがクチャラーだったとする。とすれば、その親もクチャラーである可能性が高く、その親、果てはその先祖代々ずっとクチャラーだったのではないだろうか?と考えるのが妥当。原因は親の躾なんだろう。躾とはいわば、植え付けられた習慣、常識と言ってもいい。もし、くちゃくちゃっと音を立てて食べることについて言及しなかったならば、常識というものは誤って作られてしまう。例えば、トムとジェリーという泣く子も黙る国民的有名なアニメを観てみると、トムが音を出してガムを噛むシーンが出てくる。とすれば、その当時クチャラーは若しからたら今よりクチャラーは何も気にされない、気になったと言っても美味しそうに食べているなとかそういう風に見られていたのであろうか。少なくとも戦争時代には咀嚼するときに音を立ててはなりません。と躾されることは珍しい、というか無いに等しい。だとすれば、戦後の躾というものに左右されているのであろうか。
戦争の話は置いといて、躾というものは親が受けてきた躾に左右されてくるし、誤って受け継がれる躾もある。私自身、人から結構な罵倒を受けてから改善しようとも思ったわけだし、もし人から指摘を受けなかったら、くちゃくちゃ食べることがそこまで悪い事だとは思わないでここまで来ていたわけだし、そう考えると、人からの指摘のありがたさ。親から受けてきた躾の曖昧さを痛感した。
