正確に書くと「クロックアップ企画」だが。
「かけた月は戻らない」と同じようなテイストになっている。
向こうは見掛け倒しの医者だが、本作では病院に勤めている本物の医師だということが違いかな。あとはパッケージを見ると分かるように、触手責めがふんだんに扱われている。
プレイ時間：7時間
攻略順：夕菜→美咲→ハーレム
主題歌情報：なし
一言感想：快楽堕ちしていく女の子の姿を見たい人におすすめ。
じわじわと肉体に浸食する快楽責め。初めは嫌がっていたのにあれよあれよという間に陥穽してしまった。
ストーリー
山の中の小さい病院 『三原医院』 に、一人の女の子が別の病院から転院してきた。
少女の名前は 笹野夕菜 ――生来の身体の弱さで入退院を繰り返す少女。
「はぁ～、着いたぁ。ここが三原病院なんだ」
「療養できるように山の中にある病院なのよ。
ここならきっと夕菜ちゃんもすぐ良くなるわよ」
応えるのは一人の女性看護師。
夕菜の付き添いでこの三原医院に共にやってきた 立花美咲。
夕菜の移送の手続きを済ませて帰ろうとする美咲を
この病院の女医である 三原綾香 が呼び止める。
「急な話で悪いけど、もし良かったら一週間ほどここの仕事を手伝ってもらえないかしら。あなたの病院には私から連絡しておくから」
夕菜も新しい環境に緊張しているみたいだし、と美咲は快く頷く。
――この承諾が悲惨な物語を生むとも知らずに。
この人里離れた病院はすでに、謎の触手の化物に占拠されていたのだ。
逃れることの出来ない閉塞空間で二人は○され、○○されていく――
彼女たちが見るのは絶望か、それとも――
キャラクター
●笹野夕菜（ささの ゆうな）
別の町の病院から『三原医院』に転院してきた女の子。
特定の病気というわけではないが、生まれつき身体が弱く
人並みの運動程度でもすぐに体力を無くして熱を出してしまう。
しかしそんなハンデにも負けず、彼女自身は明るくて元気な性格。
生まれてからずっと入退院を繰り返しており親子の交流が少ないので、
少し甘えんぼな部分がある。
そのため、付き添いで一緒に来た美咲のことを姉のように慕っている。
●立花美咲（たちばな みさき）
夕菜の付き添いで『三原医院』にやってきた看護師。
転院の手続きを済ませて帰るだけのはずが、綾香に仕事を頼まれてこの病院でしばらく過ごす
ことになり、異変に巻き込まれる。
若くて美人で真面目で優しくてと、前の病院では男女問わずみんなから好かれていた。
よく病院に出入りする夕菜とも親しく、周りからも姉妹のように仲が良いと言われている。
表面上には出さないが、男性と親密になることが苦手。
●三原綾香（みはら あやか）
『三原医院』に勤めている女医兼、院長の三原保の妻。
この病院に起こっている怪奇現象を知りながら、美咲をこの病院に留まらせた張本人。
既に触手の快楽に堕ちており、二人のことを触手への生贄にしようと画策する。
この状況の全てを自分の手の平の上で躍らせていると考えている。
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End
手詰まりの仕事があるのでここに「一週間ほど」滞在してくれるように頼む綾香。
対して美咲はそっれを快諾。恐らく彼女の中には、これから待ち受ける悲惨な結末になるとは夢にも思わず、彼女を母親のように慕ってくれる夕菜を一人にしたくないためか、純粋な役に立つのであれば、という思いなのか。
微睡みつつ目を開ける夕菜に押し寄せる異形。
とっさに彼女は「夢」なんだよね…と口にした。
この夢で犯していると思わせることが、何となく『REQUIEM』を思い出す。
起きたらそこは前に居た『山科総合病院』の病室で、転院な
んて夢だったんだ。朝はちょっと熱っぽくて身体がダルいけど、美咲さんは心配
しながら看病してくれて、私も笑顔で会話して ……変わり映えはしないけど平和で楽しかった、あの日常の中に
私は目覚めるんだ。まだ遠くないあの頃の光景は、夕菜の中で鮮明に思い出せる
三原医院でのことよりも、そっちの光景が夕菜の中ではまだ
現実感があった。
の述懐で
そうだ
これは夢なんだ
ぼくは今、夢を見ているんだ
目が覚めたとき、ぼくはまだ12歳
起きたらラジオ体操に行って、
朝ご飯を食べて、涼しい午前中に
スイカを食べながら宿题して、
午後から友達とブールにいって
おもいっきり避ぶんだ・・・。
を思い出してしまった。
最後には自分が治療するために転院してきたのに、1か月経つ頃にはすっかりその快楽に身を委ねていた。お腹には子供が宿っていた。
美咲は托卵プレイ、スカトロプレイ、放尿プレイなどあらゆるフェチを網羅した内容となっている。
ただくすぐりプレイも欲しかったところ。
異形の男の正体は三原病院の患者が持っていた『病を治したい』という願いを裏切られたことで生じた怨念だという。その怨念が具現化して異形となったらしい。
その怨念たる異形を掌中に収めようと画策しているのが三原綾香だ。彼女の夫である保は異形に患者の療養だと言って受け取った多額の金銭を与え続けた。
金銭を得た異形は療養と題してサンプルと称して女性の愛液を採取し続けた。そうやって、循環が生まれていき、甚大に被害は大きくなる。
この病院はさびれた療養施設なので、警察沙汰になるリスクも極めて小さい。逃げ出さないように入ったらもう二度と出てこれない牢獄のようなものなのだから。
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