【将臣編 END】車輪の国、悠久の少年少女

あかべぇそふとつぅエロゲ
ここからは
  1. 将臣ルート
  2. 南雲えり
  3. ONAKE
ルートの順番で行きます。

巨魁(きょかい)…悪者の頭領のことをいうらしい。
佐久間建設の社長の息子が、とある女性を転落死させた。その社長は、傲慢にも不祥事を揉み消してほしい、と懇願したのであった。将臣の弱点を握っているかのように話しているが法月自身は、それを意に介さず、淡々と物事を進める。
この町は、佐久間建設と国の癒着があってできたということもあり、頸を横に振る事も容易くはない。
誰のおかげでこの町は出来たのでしょうかね…?
と社長は、言った。だが何でも無いかのように将臣は、静かに寸鉄を繰り出すのであった……。
『あなたをお慕いすることを、許してください』
誰の言葉かまだ分からんが私にとって罪の記憶だ、と将臣は言っていたのでおそらく過去になにかがあったのだろう。
にしても、とっつぁんは森田の受けた試験で合格者を出さなかったは、森田がヒロイン(さち、灯花、璃々子や夏咲)と一緒になっただけではなく「出せなかった」に近い事なんだろうと思った。

候補生のうち3人を撃ち殺し、フェアではない状況をあえて作り出す「法月・アリリアント・アリィ」。対して、のちの法月将臣になる男、阿久津将臣は言う。
あなたのような人を捻り潰してやると、ね。
と。
森田の言動にそっくりだったし、アリィの行動も将臣と似たり寄ったりという部分もある。
頑張って頑張って耐え抜いてもなお報われないと知れてよかったのだろう?
という言葉は、将臣の信念そのものであり、思考そのものという感じがした。
彼は、結果的に出し抜くという手段で雑賀みぃなの監視人としての日々が始まる。
雑賀みぃな
通称『私生活を許されない義務』を負った少女。常に笑顔を絶やさず、愛嬌を振りまかなければならない。発言には常に公然性が求められ、趣味等を持つことが出来ない。プライベートが認められず、日常を将臣に監視される。「私はすでに、私(ワタクシ)ではありません」と言い、友達には自分の悪い部分を見せないために一歩距離を置いて生活している。しかし、自分に深く干渉する将臣に次第に恋心を抱くようになる。
wikiより
要するに、当り障りのないことを言うことを強要する、本心を隠す義務ということか。
人格矯正がこの義務の目的なのだろう。進んで娘に対してこの義務を負わせた親も何だか底知れぬ闇を感じた。
神職にあるまじき寄せ集めの言葉を覚え、詩に託す。そんな行為をしたからと言え、それを更生するのも親の仕事じゃないのかという気もした。
全ては予定通りか。
予定通りに事を運ぶさまも、勝ち誇る不敵な笑みもおそらくこのときに、身を以って教えられたわけだ。
「よく、我々のように人の上に立つ人間は、下の者に向かって、お前の思考は手に取るように分かるというが、実際はそんなことはない。我々は、他人の思考を予測しているのではなく、思考を指定しているのだ。お前はただ、私の指定した檻に、誘われたに過ぎない」
法月将臣
の言葉が身に染みる。
儚き少女の愛の告白
あなたをお慕いすることを許してください
みぃなさんの言葉だったのか……。
阿久津の姓に元来、愛着は無かったと言っていたが初対面のみぃなから『阿久津さん』と呼ばれたことを思い出す回想シーンで、本当のところあったのではないだろうか。
人間や物事を善悪で分ける白黒思考に満たされているように思える阿久津将臣だが人や物事は極めて曖昧にできていると思う。
人間とは、いついかなるときでも己の心情に沿って行動することは、たぶん不可能。
相手の一手先二手先までもを読み通す頭の良さ。その優秀すぎたが故の敗北。
逆に私のような頭の空っぽな人間には勝てる見込みがあるのか!(その前にこの最終試験まで生き残れるバイタルさが無いので御役御免)
牢獄という名の最終試験。
特別高等人になるためには、この牢獄に入って仲間を一人消されていく苦しみや藻掻いて這いずり回る、それを加味して取り組む。いわゆるこれも試験の一環なのか?
私は人の道を踏み外しすぎました。
親の死も悲しまず人を殺しても悩まない。
ですから、これから先、私のような境遇の人間がチャンスを掴みやすいように…
そういうように思えるということは、極悪人ということではなさそう。
本当の悪人は自分を顧みることもせずに悪の道を進む者だという。
だが、マスコミが仕立て上げた「悪人とはこういうものだ」というレッテルを張られて悪人というイメージを掻き立てられているだけで、実はそのようなイメージと合致する人物はそういない。人間は完全な善き人もいなく悪き人もいないのではないかと思った。

名言だな…w
この場合は迷言といった方が適切かな……。
穴と棒の関係か……。
これをみて、鍵と鍵穴モデルと誘導適合モデルという活性部位の話を大学で学んだことを思い出したw
ED前にアリィは、異民の教官ということで自らの地位が危ぶまれている。次いで州境を超えるための権限もないことを明かして、遂に、将臣は魔女に屈服した。

長い長い物語が終わり、遂に悠久の昔から続いてきた悪の連鎖を断ち切るために将臣が立ち上がる。
私は立ち止まり、健は前に進んできた。
それだけのことだった。
事の顛末は、YouTubeとかでも上がっていますのでそれの方を見てくださればなと思います。
The final test of a leader is that he leaves behind in other men the convidion and the will to carry on.
翻訳すると
リーダーの最後の試練は、信念と継続する力を意志を他人に残すかどうかです。
リーダーというのは、特別高等人だろうか。
森田が最終試験に受かってしまうというEndがあったわけだが、特別高等人の排出をすることが最たる目的の長官としての法月にとっては最良の
ルートだったのだろう。その結果、さちや灯花、夏咲や璃々子の未来が奪われる結果になろうとも…
組織というのは、偉そうに同じ苦労を先輩が後輩に味あわせてやることで成立する
いわゆるブラック企業やブラック部活でも用いられる信条だろうな……。文化となり伝統となり、それがいつしか社会から隔絶された1つのコミュニティーを形成していく。
脈々とその伝統は受け継がれていくという誰も救われないが合理性に敵った結末をみられた夏咲End……。
話は、ずれてしまったがそういうことにはならずに、たった独りで「彼女」を、そして「賢一の育ての母親」を救うために……というEnd。
将臣が主人公で良いよ、と思ったEndだった。
声高に「そこをどけ、豚ども!私は、これから最愛の人に会いに行かねばならんのだ…!」と言い放つシーンで感動すら覚えた。
銃を構えた警官とそれに囲まれたアリィ。臨戦状態の中でどう戦うのか。
勝つ術は万に一つもない。
アーカード「勝機は幾つだ? 千に一つか 万に一つか  億か 兆か それとも京か」
アンデルセン(若本規夫氏)『たとえそれが那由多の彼方でも俺にとっては十分に過ぎる』
中の人繋がりでワンチャン、通話をした森田が駆け付けてその場を鎮静。
そして、運命の再開とかになりませんか…?
まぁ、そこを予想するのは明らかに野暮という気がする。
そこまでは描かれていなかったがとっつぁんには、最後の最後で報われてほしいなあ…
人相が悪いのだが心で最愛の人がいた。
最後の最後まで悪を貫き通すという人物(必要悪)となる勇気が私にはないのだろうなと感じた。

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