ATTO TERZO SCENA 6
柚香さんがイライラしてんのね。
この先一体どうなるのか、救助はいつになったらくるのか、救援物資はいつくるのだろうか?とか考えることは山ほどある。
その上、食料も恐らく底をつきかけている。
状況を鑑みるに、ストレスもかかっていることだろう。
戦争の敗北国は、必ずと言っても良いが、男性は捕虜として、女性はレイプされる性奴隷としてこき使われるんだよな…
飛騨さんが亡くなってしまった。
過激になってしまう運営部の人間に対してブレーキ役をしていた。
注射器が一体何で病室代わりにしていた校長室にあるのだろう。
殺されちゃったか…
拓馬か、あるいは拓馬側の人間か。
運営部で拓馬側ではない人は結構少ないのではないかと考えた。
田能村慎以外の運営部の連中は、このことを知っていた。
そして、田能村は飛騨さんを殺したという濡れ衣を着せられ、ここから出ることに。
飛騨さんを殺すような動機もないし、ましてや殺すという選択肢は浮かんでこなかったのにね…
好き合っていた2人。
そして、雲雀と慎は新に2人だけで突き進むのである。
雲雀は柚香に一緒に行こう、と誘うものの、拒否される。
理由は司とあろえの様子が気がかりであるからだろう。
司は慎と雲雀が出て行ったことを知ったとき何を思うのだろう……。
次、ATTO TERZO SCENA 7
