
元々、ゲームをするように吸血鬼狩りを楽しんでいたラプンツェルのことだ、死んでも浮かばれることでしょう。
だが、優衣架はそんなわけにもいかず、ラプンツェルとの闘いの中、傷を負ってしまっていた由奈はあっさりと彼女に捕まってしまい、施設の研究室送りに。
キートンと椎原は協会の研究員で、今までの下っ端とはわけが違うのだ。

身請けが引き渡された先に待ち受ける由奈の拷問の数々。
しかもその拷問本来の、口を割らない罪人を白状させるために執行される鞭打ち、駿河問い、塩攻め、石抱き責めや海老責め等々の責め苦のこととは少し違うことになっている気がする。
残虐な刑罰といった方が適切かな。
ちなみに、救命装置を装着されているためか、辛うじて生きながらえている。
逝きたくても逝けない、まるでスパゲッティー症候群のような仕打ちは、もしかしたら、そのスパゲッティー症候群に苦しんでいる高齢者に対し、早く楽にしてやろうという意思がなくなってしまった人を感ぜられる。
