≪グロ・追記あり≫ 死に逝く騎士、異世界に響く断末魔 ≪感想≫

エロゲバグシステム各ゲーム感想一覧
惨憺たるシーンに満ちた作品だが、獲物を見つけたときに出る選択肢
  • 危険を知らせる
  • 見捨てる
  • 殺す
のうち、危険を知らせると獲物の命は助かるが、ただでさえ命の危機が迫っているウルティナ、ラシャや魔王の命が風前の灯火になってしまう。殺すを選ぶと、獲物が上位種族の少年に見つかる前にウルティナが命を奪う。異種族とは言え、知能を持ち言葉を巧みに操る。それをまるでいたぶるように殺す様は、人間がむやみに動物を殺すことに対する皮肉か。
また、人間が家畜として育てている動物は、肉を人間に捧げ出すことと引き換えに、動物社会から隔絶され、食物連鎖の頂点に陣取っている人間たちの傍らにいることを許可される。だが、そうしているうちに殺されてしまうのも時間の問題だが…
にくにく1では、少女たちが館から逃げるさまを描いている(確か、料理人を務めているのは顔が溶けている男だったか)。しかし、にくにく2では、料理人として日々を過ごすことになる。どんどんと自分がどういう運命をたどるのかについての考えが及ばなくなり、調理人として職務を全うするようになる。
人間は意志が弱く、権力に弱い生きものであることを伝えようとしたのではないか。
プレイ時間:12時間ほど
OP曲:終わりなき罪の交響曲(ぜひ、発売しておくんなまし)
好きなゲームBGM:Carnage
このBGMは「にくにく1」のオリジナルトラックでついてきた。
 
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本作では、にくにくこと「死に逝く君、館に芽吹く憎悪」と設定はほとんど同じだが、違う点といえば上位種族が自らの弱点を明かしてしまう点だ。これは慢心からくる優位を表しているのだろうなと思いながらプレイした。
るび様のイラスト(特に豊満なおっぱい)には感動すら覚えた。
ここからグロあり
先ほども書いたようにこのゲームには惨憺たるシーンも数多く存在する。上位種族の獲物は、人魚、オーク、エルフや単眼の少女もその対象である。
 
 
意志の弱い人間とは違い、魔王は絶対に上位種族を斃そうと虎視眈々と機会を窺っている。だが、それが思わぬ方向に向いてしまった結果、自らが王となってしまう。ルシャとウルティナの運命は…?

 
画像をクリックすることで、モザイクなしで見れます。上位種族は、ルシャとウルティナを仲違いさせた後に、2人の関係が壊れていく様を楽しんで見ている雰囲気もあって気分が落ち込んだ。
だが、???が現れてそこから話は急展開を向かえる。最期には溜飲が下がる思いでこのゲームは幕引きとなった。
これは予想だにしていなかった展開。
たとえば、次の世界の生物との間に子供ができたとして、その子供の血はやはり我々に効果があるのかどうか ……
とか、美亜のシーン上位種族の男に対して刃を向けるシーンがあった。
上位種族は、人間同士で殺め合ったり、異種族間で争いごとが起きている世界に出現するのか。
そう考えると、現れたら最期だけど、生き残れたらその事実を伝えて自分たちがどう過ごしていくのが賢い選択かどうかを考える良い機会だと思う。彼らが現れる世界というのは平和な世界とは言いにくいためである。
そういった意味では呉越同舟が似合う。本来的同士であったけれども、共通の敵が現れたときに協力して問題の解消に取り組むのか、或いは知らぬ存ぜぬを付き通して自らも滅び行くかはその世界に住んでいる人の選択次第…と言ったところか。だが、人間はそんなにうまくできていないので十中八九、自らを打ち滅ぼす選択を執ってしまうのだろう。人間は痛みを知ることで恐怖が芽生え、その恐怖心を忘れないように後世に伝えていくのであろうか。願わくば、ルシャとウルティナの住む「世界」には二度と上位種族が現れんことを。

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