一言感想:それぞれ悩みがありそれを乗り越えていく様が面白いと感じた。
ちょっと批判じみたことを言うけれど、テキストが見にくい。白地に白い文字でかくのはちょっといただけないかな。「処女作」だけに大目に見るか。
プレイ: 19時間
プレイ順:西崎 由衣→東条 七ノ羽→柊 真里奈→時雨→みこと→その他
各キャラをクリアすると、おまけシナリオが実装されているのも、「ニュートンと林檎の樹」譲り。
OP主題歌:キミトユメミシ
ED主題歌:群青の約束(由衣)
:夢の記憶(由衣②)
:あなたがくれた宝物(七ノ羽)
:はじまりの音(真里奈)
:Star Rain(時雨)

夢を通じて様々な娘たちと繋がっていく過程で、その子が抱えている悩みを解決していくのを見ることは清々しくあった。
この地域では夢見祭が行われているみたいで、屋上に設えられたプレハブ小屋で縁日を焼てみないかと柊に提案する。夢にて出会う謎の少女。そこで祭りを執り行うべく物語が進行していく。「キミトユメミシ」はキミト(主人公の名前)ユメミシ(夢見市)からついた名前だったのか。そして、「君と夢見し」なんだろう。
本作では「ニュートンと林檎の樹」にあった主人公たちにとってはよくないことが起こり、それによって主人公も成長する描写はなかった。
【あらすじ】
『人の夢をノゾく力』
主人公『永瀬キミト』には、そんな不思議な力があった。
それは幼い頃の事故から一命を取り留めたキミトの不思議な後遺症。
夢は、人の本性を映し出す鏡……。
そんなものをノゾく力を得たキミトは人の悪夢に巻き込まれることもしばしばで、
いつしか人と深く関わることを無意識に避けるようになっていた。キミトはその力で人助けするでもなく、女の子のあられもない夢を覗いては慰みモノにするという、童貞度100%な青春時代を送っていた。
そんな彼が目を付けた『柊英学園付属』。
そこは市の大きな病院と大学が併設された総合学園。
ここなら、同級生だけでなく欲求不満な看護師さんや、大学デビュー間もない女子の夢もノゾけてしまうのでは!だが、キミトがそこで出会った4人の少女は、人には言えない秘めた願望を持っていた。
それぞれの事情を抱え、素直になれない少女達。
心の願望は、様々な形で彼女達の夢に現れていた。ヨコシマ度MAXな動機で入学したキミトだが、4人と関わり、本心を理解するうちに、いつしか彼女達に恋をしていた。
「この子の、力になりたい」
キミトは初めて、他人との関わりを強く望む。これは、夢から始まる初恋の物語。
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西崎 由衣

このキャラにはEndが2つある。下ネタツッコミと評される彼女。
患者であるカズキやユウキ、アカネはそこで暇つぶしをする傍らで発作や手術の恐怖におびえつつも、日々慎ましく送っていた。
また、病院の屋上では由衣が建てるように申請したプレハブ小屋があった。
プレハブ小屋の建立した理由が幼なじみを夢から覚めさせるようにしようという彼女なりの画策であった。
「罗だけで会える友達、ユメトモだよ!ここで2人で手掛かり採しあってさ、いつか本当に会えたらすごくない !? 」
この思いが叶うことはあるにせよ、たぶん、一筋縄ではいかないんだろうなあ……。
思い出せない記憶は、心のどこかで思い出したくないと認知している記憶だからこそ失念していること。特に、そういうことがノベルゲームにはよくある。もしかしたら夢で会う少女は思い出したくない何かがそこにはあるのだろうか。
変わりたい願いと、現状維持でいたいという思いが綯い交ぜになり、頭痛の原因を紐解こうとすればするほどに、陥穽に填まるような気持ちを覚えた。
まぁ、いわゆる、これらの原因を探れば探るほど深みにはまるという言葉が適切かもしれません。
夢で幼なじみと会えたが結局、彼女を現実に戻すことはできなかったみたいであり、まだまだ謎は残るというEndでした。
End②
このEndに行くために
- 由衣End①
- 七ノ羽、真里奈、時雨をクリア
したのちにしかるべき選択肢で行ける。
内容はプレハブ小屋の代わりに大型温水プールを建てるというもの。すなわち、それは由衣のみことに対する思いやみんなとの思い出を一緒に取り壊すことにも繋がる。
物質のみを取ってみるとたしかに、思い出は失われるかもしれない。だが、それとともに、思い出だけはちゃんとみんなの心の中には残っている。
ついでに、みことを夢の中から脱出させることに成功した。
アカネの飼っているネコ「からし」がキミトに記憶と嗅覚の関係を想起させることで、この「難題」にヒントを与えた。
どうでもいいけれど、からしとネコって、なんだか「さよ教」を思い出すね……。
そういう思いを抱えて、後に残るは、由衣とやりたい放題しつくす。

一年という長いブランクの果てにちゃんと同じ制服を着て通学するみこと、由衣とキミトの姿が描かれていた。
東条 七ノ羽
夢見商店街の本屋さんを経営している父親を持つ子。母親は七ノ羽を産んでそのままぽっくり亡くなってしまったそうだ。
小説を読むのが好きであり、小説を小さいころから書いていた。その小説を父親に見せようとしたが堅物の父親にはそれを拒否された。

何かが起きそうな予感。
どうでもいいいけど、背後にある壁掛け棚の上部にあるのは、はめ殺し窓だったんだなw
てっきり絵画と思ってしまった。
父親が経営している本屋には古色蒼然たる本が並んでいるが、文庫本ばかりである。たぶんそれも初版本を取り扱っていそうな雰囲気である。こういう古書街ってなんだかいいよね、僕は高くて手が出せそうにはないが、近くには大阪・梅田にあったかな。
その店に小太りの男が頻繁に来る。当初は地上げ屋ではないかと思ったが、どうやら違うみたいである。
母親が亡くなった理由は過労による栄養失調だそうで、父親の職業と関係があった。
父親は娘を不幸にしたくない。母親と同じような轍を踏ませるわけにはいかないからこそ、小説家を伴侶にするな、とキミトに言った。
だが、キミトが執筆したと勘違いしており、ペン入れした。挙句、頻繁に本屋に来ていた男は編集者だったということで、七ノ羽にも小説を書かせてやってくれと頼みこんでみせた。
その心持というか、娘を大事にしたいと心から思う気持ちに感激した。

山本梓で欲情していた時のことを思い出したw
隠れSのこの子に童貞を捧げたいッッ
柊 真里奈
夢見市一帯の地主を親に持つ。
例えば、病院、出版社、ひいらぎ荘などいろんな業種に手を出しているみたいだ。
そんな彼女は、千明先生という緑色の髪の毛をしたおかまよりの男性教諭に雑用を押し付けられていた。
それは、彼女の気の言い性格なのか、或いは弱みを握られているのか。はたまた、自由になりたいと願いたい気持ちも隠れている気がした。
千明先生は、柊家に来た真里奈にとっての格別な恩師だ。

柊家に入るとすれば、医者以外に道はない。かつてピアニストになりたがっていた真里奈の気持ちを置き去りにして。
だが、美咲(母)の気持ちも分かる。家族を守りたい一心で自分の憧れていた夢を諦めて医療従事者として生きていく。それが大人として、また子供を持つ身としてはごく一般的なものだろう。
元々、美咲の奏でる音楽に救われていた父親の理解もあって、音大に進めることになった。
もちろん、付きっ切りで千明先生の指導付きで。様々な人の想いがあり、その場所に立った真里奈はまだ道半ば。BGMとして流れてくる「トロイメライ」が美しい。
これからも百戦錬磨、切磋琢磨して磨き上げてくれよな。
キミトの珍棒も磨き「上げて」やってくれw
時雨

父親はキミトの主治医であるドミトリー医師。
長身で3年のカスミ(エースアタッカー)とおどおどしたタイプで2年のハナ(セッター)がうまくかみ合わないらしい。野球で言うと、ピッチャーとキャッチャーみたいな感じで2人の関係が悪いとチームの雰囲気までもが悪くなってしまう。
そんな殺伐とした雰囲気の中、リベロの時雨はキミトにバレー部のマネージャーを頼み込んだ。
時雨は1年生だ。この事実は、バレー部が機能不全に陥っている事実を決定づけた。皆がよりよくするための行動は顧問やキャプテンがするべきことで、何も時雨がすべきことではないと思った。もちろん、キャプテンに選ばれているのなら話は別だが、たぶん時雨はそのタイプではないと感じた。
取り仕切る人がいれば話をもっと楽にすることも可能だが、それを邪魔しようとする人もいたり、収拾がつかない。まるで何処ぞの国を見ている気分だった。何処の国かは置いておいて。
バレーに賭けた青春
でもみんな目が死んでる
を思い出してしまったw
バラバラになっていくのかと思ったら、皆ちゃんと、時雨の交換日記を書いていた意図を読み取っていたようであり練習にも生気が出てきた。
そして、練習試合の時に見せたカスミの不自然な動きな理由も分かった。過去のトラウマか。
矢張りあのままでは煮えたぎる思いは晴らせないということで、もう一度復帰する。
しかも、エースアタッカーとしての誇りを以って。
後半では粉骨砕身で雪辱を果たす姿が描かれていた。
「時雨Dictionary」の中毒性はすごい。
このキャラは下ネタ属性だとは思ったが、心の中ではいろんなことに目を向ける一面もあり、それがギャップに感じて楽しく感じた。
みこと
みこと、可愛いよみこと……。
Laplacianの処女作なだけに、「処女膜教授」なる人物が登場してきた。

思わず二度見してしまったw
フラテルニテw
そういえば、EDのスペシャルサンクスの欄にCLOCKUPの文字があった。もしかして、パクっちゃった?ww
このルートでは事故に遭う前にタイムマシンで戻り、みことを救うことに成功したキミトのみことに対する思いをぶちまけた。
空白の一年間を埋めるべく、受験や学園生活をしていく傍ら、やはりプレハブ小屋が建立しなかったのは少し寂しい。
みことのことを救ったキミトと結ばれることは至極当然とばかりに固い絆で結ばれる二人。
キミトはそうしていく日々の中で魔法の瓶を捨て、現実で生きていくことにした。
その他
これは、、、NTMRというラジオ番組?を聞くだけという内容のEnd?だ。
うん。これは特に書くことはないかな…ww

みんなの袴姿を拝めてよかった。
最後に一言

CLOCKUPの「フラテルニテ」とタイトル画面が類似していた。2つのゲームの内容が正反対なだけにギャップにやらられたw


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