鬱々とした日々に「素晴らしき日々」をプレイ〈Jabberwocky ED〉

エロゲケロQ&枕
その「事件」以降、間宮家の人たちは狂いに狂っていった。かつて、スポーツが得意で、成績もよく美術の才能もあった卓司は今やその影を表していない。
その事件のあらましについての詳しいことは、由岐にはぐらかされたが、羽咲や母親の琴美にまで精神的、身体的にまで及ぶほどであったようである。
事件後、間宮にプレゼントされていた人形を偽りの事故として認識を固めていった。
間宮卓司は、事件がきっかけとなり世界の救世主になろうとしたんだろう。
諸悪の根源を滅ぼすために。
由岐は、皆守に記憶はその人を決定づける物差しである。
と言ったが、これは、一理はあるのかなと思うが、例えば、その人の記憶が喪失してしまったとしても、その人は社会から見れば、やはりその人であるからどうかなと思う。

皆守の凛としたイメージが急にあやふやになった。
不良を成敗したときと由岐や羽咲の前に立つと途端にしまりが悪くなりグダグダになる。
由岐は、どうにかして羽咲と皆守の本当の絆を取り戻すために策を講じてきたのであろうか。
今まで知っていた水上由岐と違う別の水上由岐になったと。。
それは、間宮卓司によって悠木皆守も同様に消されてしまうことを示唆しているのではないかと思った。
佐奈美 琴美
間宮琴美の旧姓なのだという。
「あの時」の最後のため……

ということは、分離した水上由岐はもう別の存在となったわけだから、後のことは水上に頼んだということなのか。
あの時とは、いったいいつの時なのだろうか?
意識の強い者が最後には勝つという信念を胸にいざ参らん。
思うに、皆守は卓司に乗り移られた形で存在しており、だからこそ、最後のシーンで向日葵を背景に手を取り合っていたのではないか。
皆守と卓司が屋上で対峙するとき、間宮羽咲と一緒に三流ジャーナリストが一緒に雪崩れ込んできたが、妄想がいよいよ現実で何が起きているのかが理解できていない。
なぜなら、この記事で書いたようにここで登場するのは、司である。間宮羽咲でもなく、おまけに三流ジャーナリストが登場してもいない。
現実との区別のつかない状態であったことが窺い痴れる。
悠木皆守は間宮卓司の妄想が生み出した虚構に過ぎない。過去で母親との影響がこの事件を引き起こしたとも考えられるし、だとすれば、卓司も被害者ともいえる。
しかし、なぜ、羽咲は卓司ではなく皆守に強く心を惹かれたのであろうか。
それこそ、実は、妄想は卓司であり、実在するのが皆守なのではないか。
もうそろそろ中盤、というか、終盤に入っているのか?わからないが、謎がいろいろと解決されていくのは気持ちいい気がする。
皆守は、一瞬だけ鏡と司を認識するシーンがあったのだが、間宮羽咲が学内を弁当を持ってうろつくからではないのか。
間宮羽咲の存在が彼にとって一種のトラウマを呼び起こすのに役立ち、それが間宮羽咲=若槻姉妹として自分にとって都合の良い妄想に取り憑かれることで自分を守ろうとしたのではないか。
解離性同一性障害か……。

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