
否定する
取り返しのつかないことになるのが恐ろしい。


叶の『お腹』を『切り裂け』だって?


白い部屋で目覚めてから、合歓の首を絞めるまで__俺がずっと現実だと信じていた全てが、ゲームの中の出来事だったのだ。




ゲームじゃない!かゲームでいいじゃないか…
でも大丈夫。安心してください。
目覚めたら、すべて、元通りですから


この選択肢で、
ゲームじゃない!
と一大決心をするという所からのスタート。
生々しい感覚が嘘であるはずがない。と確証も無いがそう断言した。
あの人(恵輔)に対して、もう本当に困った人なんだからと言った。
なんだろうね、この違和感。余裕そうなのがまた何とも言えない。
ゲーム内の建物の構造と同じ。

これは叶なのか、それとも偽名なのか。
叶とは、違うと思い込みたいだけなのか。
何もかも忘れて、幸せな夢を見れたのに。馬鹿な人
校庭には若者の人間がすっぽりと覆い尽くされるほど大きな無数の袋があり、その中には目は閉じられ、意識も無い人たちだ。
叶は、若者の臓器を使いたがる人もいるといい、そうすると、叶は、表向きは医師なんだが、裏の顔は人身売買のスペシャリストという解釈で合っているのか。

楽園…すなわち、『euphoria』
嫌だ嫌だと言い、行きついた先にあったのは……

この運命から逃れることはゆるされないのか。
無限回廊みたいになっている。
現実拡張の応用版。とすると恵輔自身の身体は今もこの施設のどこかにあり、「夢」を見せられているのあろうか。
偽の情報によって脳に偽の情報を送ることで意識操作をしている。
そして、山の麓に行って足助を呼ぶシーンがあったがそれは、偽の情報。
「夢」を見せられていると思い込んでいた。そして、その夢の世界での話をしているんだと思っていたが、偽の情報を恵輔自身の脳に送り込むことで意識操作を行うとのこと。

つまりは、今までのゲームはすべてが真赤な嘘。
嘘にさらに嘘を塗り固めたような雰囲気。
わからない。全てがわからない。
何が本当か、何が嘘か、俺にはもう判断できない。
正直、私もだわ。
観ているこちらも何が何だか理解が追い付かない。

白夜さん!?
埋め込まれている。
前回
人間ではなく、意思の持たぬ只の置物だと、私は考えた。
と書いたが、これは半分正解で半分は間違っていたようだ。
もう命は風前の灯火なんだが、一応生きているには、生きているという意味合いである。

怖ェ・・・
白夜さんの虚ろな顔に、死体袋や叶の笑顔が重なって、恐怖と混乱と恐慌が同時に襲い来る。
恵輔自身を救世主、乃至は救世主の父親だと思い込んでいるというのは、白夜さんルートで分かったことだが、それと現実がごちゃ混ぜになっている?

選択肢。ここでは
叶…頼む、助けてくれ…
を選択。

叶「眠り姫にとっては、百年も一瞬だわ」
ん!?

これは、鬼畜ENDの葵菜月先生、若しくは蒔羽梨香のように犬として扱われている。
まだまだ、イカかせてあげない…!というセリフが官能的。
BAD END②
終了。
まるで真中合歓のような風貌と性格になった(というより、前からと言ったほうがよかろう)帆刈叶。この「euphoria」というゲームのパッケージをご覧いただくと分かるが、帆刈叶と真中合歓のみしか写っていない。またその様子は一心同体か、それとも双子の姉妹か。2人はきつく纏わりついた布で括られているのである。恵輔は合歓が夢の世界を牛耳ることで支配していったと思い込んでいたようだが、その世界を別人(合歓)に恰も合歓の仕業に仕向けた。その真中合歓という者も実在は疑わしい。と予想した。
なぜ、正体を現さなかったのか、それは、反応を見たかった、或いは潜入しスパイとして活動することによって活動の範囲が広がるためだと考えたが、恐らく違っているだろう。
BADEND③
前回のバッドエンドは、雌奴隷の如く、縛られ、薬で己の名前はおろか境遇も忘れさせられるエンドであった。ある意味では最も、救われるようなエンドだった。これは、恵輔は自分を忘れさせられる、忘れた方が良いと感じさせるほどの、今までは叶えを何とかして救うこと、それを最優先に考え、時には合歓に対し思っても見ないようなことをさも思っているように仕向けられたりしたが、そういうのも全ては嘘であり、仕組まれたことだったという現実が覆いかぶさっているからだろうと感じた。
それでは、やっていく。
俺は……愚か者だ
を選択。

気持ちの良い方向、それは快楽主義という考え方なのではないのかと思った。快楽主義が悪いわけじゃないが、死するときまでずっと快楽を追い続けるのかという問いもできるわけであるし、そういう生き方って辛いんじゃないのかなと思えてくる。若いうちはまだそれでも良いと思う。知り得もしなかったことが沢山あり、目が光り輝いているけれど、それがどんどんその感覚が鈍麻していき、ありふれた光景に思えてくる。そんなときに快楽主義の人は、また新たに快楽の種を見つけてくる。その縋りたいという欲が無常な世の中においては果たして通用するのか。

恵輔のみを愛してくれる優しい女の子は全て嘘、ついでに言うことには幼馴染も嘘だ。

菜月先生だけは信じていたのにっ
葵菜月に羽交い絞めにされ、叶が葵菜月に連れて行ってと指示を出す。そこには、電気椅子で拷問死した安藤都子を想起される器具が散乱している部屋だった。
もう終わりだ……もうすべてが…合歓を葬り去ったあの時から。
そう言えば、真中合歓は恵輔に絞殺されているんだった。いろいろあって訳が分からなくなってしまった。
夢の世界へと入り浸る。


1回目

2回目

安藤都子の声はそんな声だったっけ?
久々に聞くが、何か分からなくなってきた。
しおらしい少女に変貌を遂げた真中合歓。
恐らく、主人公のこうなっていて欲しい思いや願いが結実した形なのだろう。

真中さんと叶の間には何か隔たりのようなものがあり、もしかして、叶と合歓は入れ替わっているのではないかと思えてくる。
これは、5日目のゲームに
また俺の脳味噌を記憶を弄くったのか!!!捏造の現実でのうのうと生きる俺を影で嘲笑っていたのか!!!
(原文ママ)
という文があり、これは被害妄想と現実を向き合うことも無く暮らしていた恵輔自身も恨む心情でのことでしたという思いだ。
記憶の改ざんもできる首輪でなら世界の構造を変えることをも叶うというよ。
妄想を現実にする機会でもあり、妄想を現実にさせる機械なのか、と考えてしまう……

選択肢。
何か、おかしくないか?
を選ぶ。
さっきから同じことを繰り返しているだけじゃないか。
終わらない記憶のループに差し掛かっているのではないだろうか。表層の記憶だけじゃなくて、情操の誘導もしないといけない、という叶。
また今日も、忙しく退屈な妄想世界で暮す恵輔としての一日が始まる。
今回は、首輪が意識操作だけかと思ったら案の定というか、記憶の改ざんとそれに付随する出来事に対する干渉という機能があるということが示唆ではなく、表現された。叶本人からもそれは仰っていた。結果的に、その知識は知っていたとしても「夢」が始まると徹底的に無に帰すことにはなるのだろう。
そして、合歓の正体だが、元の人物像は妄想上の優しく嫋やかな美少女なのではないかと思った。
