真魚は、どうやら誰かの『嫌われ者』を演じることで、人間関係を構築してきたように見えた。
煙たがられるかもしれませんがだれかが言わなくちゃいけないことを警告することで上手く行っている、そう把握するために。
友人からの新宿に夜の7時に待ち合わせをした。
照の一日の終わりには、必ずオナニーをして発散する。
というか日がな一日ヤってるという感じだな、これを見ると。

「作業」の通知が来た。
夜9時に集合で場所は新宿。
真魚と同じところなんだがこれは偶然か、それとも故意なのか。
時間が違うし真魚たちの内の人じゃないと祈ろう。
「今は友人たちと外出中なので後で必ずかけなおす」と電話を切ったがこれが照との最期の会話となる。
ジプシーQは「真魚の死の真相について知りたいか?」と照に訊き
二つ返事で返した彼。
答えを聞く前に、最愛ではなく、照の暴走を止めるただ一つの存在であったまなを無くしてしまって意気消沈、首をうなだれる照に薬を注射した。
この薬は何なんでしょうかね……。
苦しみからの脱却。それはかつて仲間と呼んでいたあいら、麻奈美、そして天願を殺す事であった。
次第に頭の中が白っぽく、考えられない状態になっていき、殺すと返事するしかなくなっていく。
人間を殺すなら、快楽でやってしまえばいいのか。人間の脳って太古の時と比べてあんまり進化をしていないようだね。
だからこそ、人間は快楽や刺激に途轍もなく弱い。
現代のように太古の昔は採れるか分からない食物を狩猟や木のみを採れなければならず、そこにギャンブル性が生まれてくる。
人間が食物連鎖の長とは言うがそれは、武器を持つからであって裸一貫では到底太刀打ちができない。
そして、言われるがまま照は殺人を決行する。

ジプシーQは、安宅真魚が殺害させたわけを「禁句の照らの行動や情報を知ってしまった」ので殺害されたと言ったが、彼女が殺したのだという。
生きるってのは苦しいんだ。
天願を引き取るためだけに、照を利用し仲間である、あいら、麻奈美を殺した末に、照自身も死ぬしかない彼は、操られて、最期には泣き真魚を思い出す。
おそらく、好きを超えて彼女のことを愛していたのだろう。

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